メンズ時計では珍しい小ぶりなケースも実に日本人好み!
第666回目は、チューダーのブラックベイ 58です。
時計愛好家はもちろん、スタイリストや編集者などファッション業界人からも高い評価を得ており、高度な機能性とは裏腹に比較的手に入れやすいプライスも魅力の「チューダー」。ロレックスの創業者が1926年に作ったブランドであり、今もなお愛され続けているブランドです。そんな同ブランドを象徴するモデルの一つが、ダイバーズウォッチ。1958年に発売され、初の200m防水を達成した伝説的モデル「Ref.7924」がまさに。今回は、そんな名機を継承した「ブラックベイ 58」をご紹介します。
すでにお気づきの方もいるはず。本作は名作の発売年を刻んだモデルで、当時のモデルを継承したデザインが特徴。ケースサイズも現代においては珍しい39mmを採用しています。華奢な日本人の腕にはちょうど良く、腕元に馴染んでくれます。
時計好きからも一目置かれる一本をこれからの季節で楽しむなら、ファブリックストラップがイチ押し。ダイバーズらしさを感じさせるのはもとより、軽快な着用感は蒸れにくく実に快適です。ゴールドの差し色に加え、渋さの中に滲むポップな印象のインデックスも茶目っ気をアピールできますしね。
ルックス、機能性、コーディネートの相性。どれをとっても一流の一本。時計ビギナーから玄人まで幅広い世代にマッチするのも見どころ。さらに、バリエーションも実に豊か。本格派時計のデビューにもちょうどいいですから、この機会にぜひ。
初のマニュファクチュール キャリバーの第2世代ムーブメントとなる「MT5402」を採用。スイス公認クロノメーター検査協会の認定を獲得し、約70時間のパワーリザーブを搭載しています。
オンオフ問わずに男らしさを示す、ステンレススティールのブレスレットVerがこちら。50年代から60年代に製造されたリベットブレスレットをベースにしており、クラシカルな雰囲気に。ゴールドとのコントラストも控えめなので、さりげなくラグジュアリーを香らせます。
レザーストラップとあれば、雰囲気も一変。スポーティなダイバーズウォッチながらも、実にエレガント。さらにブラウンレザーとゴールドのリッチなアクセントが、ドレッシーな装いにもマッチする高級感を与えます。ベルトの付け替えで様々なスタイルを楽しめるのも見どころ。
クールな洗練さと爽やかさを漂わせる、ダークネイビーモデルもラインナップ。ファブリックストラップの中央には、シルバーのラインをあしらいモードな男らしさを演出します。70年代のフランス海軍に採用されていた、チューダーのダイバーズウォッチがネイビーだったことにインスパイアを受けており、男心をくすぐる背景もたまりません!
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
日本ロレックス / チューダー 0120-929-570
https://www.tudorwatch.com/ja