社会人ならできて当然。
各地で新たな社会人が生まれる春の季節。仕事に慣れない日々が続くと思いますが、まず最初に覚えなくてはならないものがあります。
それはマナーです。マナーを知らないと仕事の成果以前に人間関係の構築で大きくコケてしまう可能性があるので、しっかりと理解しておく必要があります。
今回は社会人なら誰もが通る道である名刺交換で気をつけるべきことを解説していきます。尊敬の念だけでなく、マナーを守って初めて「礼儀のある人」になれるのでぜひこれを参考にしてください。最後に意外と認識されていないマナーについても紹介しています。
準備
挨拶をするときはすぐに名刺が取り出せるように持っておきましょう。
自分が目下の立場であったり、訪問者ならば、自分から名刺交換を言い出してください。もし相手から名刺を差し出されたら「申し遅れました」など一言添えて名刺を交換してくださいね。
ちなみにどんな名刺入れを使っているかを見る人は意外といますから、ボロボロで汚れているものは使わず、新調することオススメします。
交換
まずは相手の真正面に立ち、名刺を出します。着席している場面でも立ち上がり、テーブルを回り込んで相手と向かい合うようにしましょう。
名刺を名刺入れの上に乗せ、親指で挟みます。大人数で名刺を交換する場合は最初からある程度の枚数を出しておきましょう。
相手の名刺より自分の名刺が下になるように渡します。名刺を受け取ったら必ず目を通してください。受け取るだけだと相手を理解しようとしている態度には見えないので、名前を確認するなどして会話をしつつ名刺を確認しましょう。
管理
受け取った名刺はすぐにはしまわず、お互い立っている場合は心臓より上でキープします。
座っている場合はテーブルの上に名刺入れを置き、その上に名刺を置きます。大人数の名刺交換で複数を名刺がある場合は一番目上の方の名刺を一番上に重ねましょう。
名刺をしまうタイミングは退席する時ですが、テーブルに資料やものが置いているのならば「お名刺しまわせていただきます」など確認を取ってからしまいましょう。
名刺一枚でトラブルに!
その後、たとえ無効になったり要らなくなった名刺があってもそのまま捨てず、必ずシュレッダーにかけて処分するようにしてください。
©Getty Images
名刺は個人情報です。これが社外に流出したり、気安く捨てたりすると個人情報漏洩につながり、思わぬトラブルの発生にも。
十分に気を付けるようにしてください。
いかがでしたか?
名刺交換は第一印象を与える重要なイベントですから、ぜひともマスターしていい人間関係を作っていってくださいね!
TEXT:FORZA STYLE