■想像以上に、大規模な変更が加えられた
「毎年のように小改良を行うので、買うタイミングが難しい」といわれるマツダ車。特に今回のロードスターは、昨年まで発売されていた「990S」こそがNDのファイナルスペックではないか、と言われていたなかでの商品改良でした。
990Sを購入された人としては、「おいおいまたかよ」と、複雑な心持ちでしょう。特に、今回の商品改良では大きく手が入れられており、ショックを受けているオーナーも少なくないのではないでしょうか。
改良のポイントは、エクステリア&インテリアと先進支援技術です。エクステリアは、デイタイムランニングライトを変更、これまでよりも目元にスポーティな軽快さが与えられました。
新意匠となったリアのLEDテールランプ。立体的でより鮮明な形に改良されている
また、テールランプの造形も変更されており、歴代のロードスターに共通して採用されている「円形+楕円」のモチーフを、より鮮明に表現したデザインとなりました。また、新デザインのロードホイールも設定、ボディカラーには新色の「エアログレーメタリック」も追加しています。
センターディスプレイが、従来の7インチから8.8インチに拡大。前方の視界確保と、エアバッグ作動時の干渉を避けるため、ベゼル(画面の縁)を狭くしている
インテリアでは、センターディスプレイが、従来の7インチから8.8インチに拡大。前方の視界確保と、エアバッグ作動時の干渉を避けるため、ベゼル(画面の縁)を狭くしたフレームレスとなりました。先進支援技術としては、スマホアプリを通じてクルマの状態確認や、事故の際に救急車を自動手配するコネクティッドサービスが導入されました。
RANKING
1
2
3
4
2
3
4
5