オジサン、満員電車で滝行かよ？ 超便利だけどドツボにハマると危うい、ヒート系インナーの落とし穴とは……

対策としては、外気温に標準を洋服をあわせた格好で出勤するのではなく、室内のことも考慮し体温調整がし易い服装を選ぶことが基本プラン。

また、ヒート系インナーを用いる場合も下に通気性がよく、汗と臭いを同時に吸着してくれるシルクやコットンなどに代表される、天然繊維肌着を地肌の上に1枚仕込むとベターです。

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それでも、新陳代謝が人より優れており汗をかいてしまう場合は、濡れた肌着を早急に着替えることで最悪の結末は避けられるはずです。荷物はかさばりますが。まぁ、シャツまで貫通してしまったら致命傷ですが、それは明らかにレイヤードし過ぎなので、出勤前に必ず天気予報とにらめっこし、常にトライ・アンド・エラーを繰り返しながら、自身のレイヤードスタイルを探りましょう。

例えば、スーツの上にアウターではなくダウンベストを合わせるスタイル、イタリアでも定番となっており実に汎用性も高いんですけど、日本では型破り過ぎる見た目のせいか、2024年現在まだマスへは浸透していませんね……。

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また、日頃から適度な運動やサウナで汗腺を鍛えるほか、肉類メインの食生活から野菜へとシフトするのもたいへん効果的です。そもそも冬は基礎代謝が高くなっており、実は痩せやすいボーナスチャンス期間でもあります。

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満員電車の汗は周囲を色んな意味で不安にさせますが、ボクシングやプロレスで汗のほとばしる瞬間ほど美しいものはありません。

いつからか億劫になって着なくなったグレー色のTシャツ、ジムで汗まみれにしてスメハラの原因である中年太りとは、この際おさらばしましょう。

TEXT：FORZA STYLE