エレガントに差し色を楽しむ好例です
第137回はジョンロブのスニーカーです。
15万5100円／ジョンロブ（ジョン ロブ ジャパン）
ひと際目を引く派手色のスニーカーは、ともすればヤンチャすぎることも。イケオジとあれば、そんな派手色すらも上品に履きこなし若者とは差別化を図りたいでところでしょう。そこで「ジョンロブ」の新作の出番です。
今シーズン新たに登場する「COURT」。文字通り、汎用性の高いコート系スニーカーがベースです。上質なカーフスエードを贅沢に使用し、柔らかな印象のベージュがラグジュアリーさを引き出します。一方で、スニーカーを覆うように配されたライムイエローが存在感を放つ。スムースカーフによる切り替えのため、あくまで洗練さをキープしつつアピールしてくれます。
実に遊び心ある大人の余裕を滲ませる一足。春らしさを演出できるのはもちろん、コーデの幅もグッと広がります。まさにイケオジ必携の一足と言えます。
ソールは至ってベーシック。デイリーシーンを快適に過ごせます。過度なデザインを施さないあたりも、ジョンロブらしさが窺えます。
15万5100円／ジョンロブ（ジョン ロブ ジャパン）
グレースエードの一足なら、ホワイトカーフの切り替えも映えます。適度な艶っぽさを示すので、同じコート系スニーカーでも履けば違いが如実に表れるはず。キレイめなスラックスとも好相性のため、オンオフ問わずに遊びを入れられるのも見どころ。
15万5100円／ジョンロブ（ジョン ロブ ジャパン）
同じモデルでも、こちらは差し色なしのシンプル顔。上品な光沢を放つカーフレザーが、クールな大人を演出します。ステッチが立体感を構築し、のっぺりとした印象ににならないのも嬉しいポイント。
15万5100円／ジョンロブ（ジョン ロブ ジャパン）
これからの季節に重宝する、爽やか演出の代表たる白スニーカーもラインナップ。オンオフ問わないのはもちろんのこと、ラグジュアリーさをしっかりと兼ね備えています。アウトソールが僅かに突き出し、エッジを効かせたひとクセがたまらない！
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Text：Hayato Hosoya
【問い合わせ】
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
