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【女性管理職の悩み】ワキガとタバコのダブルコンボで臭すぎる部下。気がついていない本人にどう伝えるべきでしょうか?

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「この会社ではこれが普通なんだろうから、我慢しなきゃなとは思っていました。これってきっと吸っている人にはわからないものなんでしょうね」。

11月に転職して、半月ほど経った頃のことだ。例の部下の後ろを通ると鼻を突くニオイがしたという。

「タバコではなく、体臭だとすぐにわかりました。おそらくワキガ。社内って暖房がついてるじゃないですか、それが逆に暑くて、汗をかいているのかもしれないなと思いました。ただ、そのときはまだニオイがそれほどひどいことに気がついていなかったんです」

翌日、翌々日と日にちが経つほどに、彼の体から発せられる体臭がキツくなっているように感じたらしい。

「私は彼からは少し離れた席に座っているのでそれでも我慢できましたが、ある日、彼の隣に座る女性社員がしびれを切らして私に相談を持ちかけてきました。あまりに臭くて仕事にならないと。タバコのニオイだけならまだしも、体臭とのコンボはかなりきついようでした」。

涼子さんがこのまま放っておくわけにはいかないと上に相談した。話し合いの結果、まずは注意喚起を促すメールを全社員に送付することになったそうだ。

「危機管理のために、まずは全社員に共有をはかることになったんです。スメルハラスメントについてと題して、ニオイに気をつけることも借家偉人としてのマナーであると喚起する内容です。どんなニオイがトラブルになりやすいかなども記されていました。もちろんタバコも体臭も書かれていましたよ」。

しかし、メールの効果は虚しく、部下のニオイはひどくなる一方だったそう。

「隣の席だけでなく、周辺に座る社員たちからも声が上がり、このままにしておくわけにはいかないと彼に話をすることになりました」。

後編】では、涼子さんが彼に注意をした経緯。そして彼の驚きの弁解とニオイの原因についてさらに詳しく話を聞いていきたい。



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