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【後編】先輩教員が絶句。新作「ブラックジャック」を作った生成AIなら信頼できると、生成AIで推薦書を作る教員たち

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「特別上手なわけじゃないですけど、不可ではないでしょう?もしこの生徒が、面接や試験で抜群の成績をおさめられるなら、志望理由書なんてこの程度でいいと思うんですよ。

推薦書も、該当する生徒の特長や受賞歴なんかをキーワードとして入れれば、平均的な文章を作ってくれますよ。おかしなところがあれば訂正しますし」

飄々とそう話す丈一郎さんだが、ちらりと生成AIで推薦書を作成してみようかなということを口にした時に、驚くような反応をされたので、以降、校内の誰にもその事実を告げずに、生成AIを利用しているそうだ。

「年配の先生に、『そんなことが許されると思っているのか!』って怒鳴られたんです。驚きましたよ。推薦書なんて、誰が書いてもどうせ似たような文章になるんだし、何が問題なのかはわかりませんけど、『心がない!信じられない!』みたいなことを言われました。

でも、うちの学校は、指定校推薦や公募制推薦などを利用する生徒が20人近くいるんですよ?!自分で一から作っていても、作りながら心なんて込めていませんよ」

丈一郎さんは、そうこぼしつつも、自分のしていることを周囲に口外することはやめたそうだ。



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