「想像してた髪型と違う」「これじゃない感」「こんなハズじゃなかった」「イメージに近い髪型の写真を見せたのに」……皆さんは美容院でこんな経験をしたことはありませんか?
せっかく切ろうと思ったのに、理想と程遠い髪型にされてしまったら悲しいですよね。美容院代だって決して安くありません。
そこで今回は、二度とそんな悲しい思いをしないための「美容院オーダー方法」をご紹介!
クリスマスデートのために髪型を整える方、新年に向けて心機一転イメチェンする方、12月は美容院に行かれる方が特に多いはず。
前髪・顔回り・刈り上げ・スタイリングについてご紹介します。ぜひオーダー方法を参考にしてみてくださいね!
①前髪のオーダー方法
髪型の中でも特に重要な、前髪のオーダー。
一口に「マッシュ」や「センターパート」などと言っても、その種類はさまざま。少しの違いで、受ける印象が大きく変わります。
特に若い男性を中心に人気のマッシュは、大まかに3つ前髪の流し方があります。
①ほぼ真下に下ろし、少し斜めに流す
②曲げて流す
③分けて流す
特に、②の前髪を曲げるタイプ(カールをつけるタイプ)の人は要注意!
普段前髪を曲げているか、どこに前髪を置きたいかを正確に伝えないと、いざ自分でスタイリングしたときに長さが足りず、オン眉になってしまうという悲惨なケースが多く見られます。オン眉も可愛いですが、大人の男性にとっては少し幼すぎてしまうかもしれません。
そこで、前髪を置く位置も次のように指定してあげると、美容師さんもわかりやすいでしょう。
①眉毛が見えるくらい
②眉毛に乗っかるくらい
③目と眉の間くらい
④目に刺さるくらい(目にかかるくらい長めの前髪をオーダーするとき)
前髪をどのように流したいか。流した時にどこに前髪を置きたいか。
この2つのポイントを正確に美容師さんに伝えるようにしましょう! 事前に自分の普段のスタイリングの写真や、なりたい前髪の形の写真を何枚か見せておくとより美容師さんの中でイメージがわきやすくなり、失敗もしづらくなります。
②顔回りのオーダー方法
次に重要になってくるのが、顔回りのカット。"顔際の毛"や"触角"とも言いますよね。
女性は顔回りのカットに対してこだわりが強い方が多い反面、男性は「良い感じに」とあっさりオーダーしてしまう方も多い印象。
顔の形や雰囲気によって似合う・似合わないはもちろんありますが、顔回りの毛がない髪型に共通して言えるのは、顔の存在感が強調されるということ。「小顔に見せたい」「優しい印象にしたい」という方は、顔回りのカットを細かくオーダーしましょう。
一般的には、
①頬骨に当たるくらい
②目の下に入るくらい
程度の長さが人気です。
③刈り上げのオーダー方法
ツーブロックは美容師さんの感覚によってかなり仕上がりに違いが出る部分なので要注意! ツーブロックには主に4種類のミリ数があります。
①0㎜(スキンフェード)
②3㎜(若干青いくらい)
③6㎜(いちばんオーソドックス)
④9㎜、ハサミでの刈り上げ(さらにナチュラルに)
おすすめは、「段階的に刈り上げていってもらってもいいですか?」とお願いしてみること。
ミリ数はアタッチメントを変えるだけで簡単に直せるものなので、途中でミリ数を変えてもらえるか頼んでも、プロの美容師さんは嫌な顔をしないはずです。
④普段のスタイリングを伝える
前髪の部分と共通しますが、普段どのようなスタイリングをしているか(特にワックス)を伝えることはとても重要です。
普段はワックスをつけないという人が、ワックスでセットされた美容院帰りは良い感じだったのに、つけないいつもの状態がスカスカでなんだか貧相に……というエピソードも。
また逆に普段はワックスをつけている方が「どうせシャンプーしてもらうから」とノーセットで美容院に行くと、それはそれで残念な仕上がりになってしまったり。
できるだけ普段のスタイリングと同じ状態で行くことが、満足のいく仕上がりになるひとつのコツです。
いかがでしたか? なんだか気恥ずかしくてニュアンスで伝えてしまうことが多い髪型のオーダー。
せっかくの美容室、理想の髪型になれるようまずは伝え方を工夫してみましょう。また、インスタグラムや雑誌など「ビジュアルで伝える」ことも大切。
ぜひ合わせてやってみてくださいね。
TEXT:FORZA STYLE