ドン引きされないためにシューズメンテを!
デキるビジネスマンたるもの、足元まで気を遣っていることが理想ですよね。
しかし現実では、履きつぶされてボロボロの革靴を履き続けている方が少なくないのも事実。毎日同じ革靴を履いているという方は特に、変化が自身でわかりづらいことや手入れ不足もあって、かなり痛んだ靴を履いている方も多いです。
しかし「お洒落は足元から」というように、靴はファッションの中でも特に重要なポイント。ホテルのドアマンがお客さんを品定めするときは、真っ先に足元を見る、という話があるぐらい。
ただ、毎日忙しいビジネスマンの皆さんにとって、革靴のお手入れの時間は毎日取れるものではないですよね。
そこで今回は、面倒くさがりさん向け革靴のお手入れ方法をご紹介。これを機に、ぜひ一度ご自身のシューズを確認してみてくださいね。
お手入れの基本ポイント
まず基本的なお手入れとしては、以下の4つが挙げられます。
①靴を脱いだらシューキーパーを使用する
②雨の日は靴(特に革底の靴は厳禁)を履かず、雨天荒天時のブーツを履く
③毎日同じ靴は履かず、きちんと休ませる
④靴クリ―ムで定期的にメンテナンスする
これらを欠かさず出来れば、もちろんそれが一番です。
しかし「忙しくてそんな時間が取れない!」という方は、次の2つを実践するだけで、今までよりずっと革靴の持ちが良くなります。
靴にラバーソールを張る
まずするべきなのは、買いたての靴の底にラバーソールを張ること。
ある日靴をシューズボックスに入れようとしたら、かかとがすり減ってとてつもなく削れていた……そんな経験をされたことはありませんか?
どんなハイブランドの靴でも、地面から受けるイメージは他と同じ。そこでおススメしたいのが、新品の靴にラバーソールを付けるというものです。
「新品の靴にラバーソールはもったいない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし綺麗なうちからラバーソールを張っておくことで靴本体のダメージが軽減され、買いなおしが少なく済むため、結局コスパが良いんです。
できるだけ薄い、補強用のラバーのハーフタイプ(前方半分のみ)が特におススメです。
シューキーパーを活用する
もう一つ大切なのが、シューキーパーで形を整えることです。履いた靴にサッと入れるだけ。
シューキーパーとは、靴の形を美しく保ち、長持ちさせるために靴の中に入れる器具のこと。近頃はプラスチック製の安価なものもたくさん出ているので、手軽に手に入るのも魅力的です。百均でも買えちゃいます。
しかし断然おススメは木製。高品質の木製のシューキーパーは値段も張りますが、靴に馴染んで形を整えるだけでなく、ニオイや湿気を吸い取る効果もあります。
履いた靴はシューキーパーを入れて2~3日休ませることで。形が崩れず長持ちします。
いかがでしたか? 靴はその人の清潔感が表れる大切なパーツ。今日からでも少しずつメンテナンスして、スマートなビジネスマンを目指しましょう。
TEXT:FORZA STYLE