ハゲる前にすること。数年後に大きな差が!
酷暑で紫外線を浴び、仕事のストレスや暑さで吹き出た汗や脂で頭髪、頭皮のダメージは相当なものです。
紫外線ダメージ髪に脂っこい頭皮、特に気になる頭皮のニオイ…。
季節の変わり目に増えるのが、頭髪の悩みではないでしょうか。
頭髪の状態は、その人の印象に大きな影響を与える重要な要素。年齢を重ねるごとに反比例するように減る頭髪。まだあるから大丈夫って油断していると数年後には奥さんや彼女から「あなた最近、薄くなってるの気づいてる?」って指摘に落ち込む事態に。
そしてハゲ始めたら止まらないのです。
薄毛を回避しつつ清潔な髪をつくるのに大切なのは、まずは日頃の節制と毎日のシャンプーの方法です。特に自己流で適当に洗うと、逆に薄毛やニオイの原因になってしまいます。
そこで今回は、頭皮のための正しいシャンプーの仕方を3つのコツをご紹介します。
そして最後の手段はあの治療です・・・・
あなたの髪は、まだ救えるのです!
①ここが肝です! 予洗いは入念に
ほとんどのオジサンがシャンプーをつける前、ただ髪を濡らすだけで、即シャンプーの方が多いのでは。それはダメなんです。シャンプーの前に湯水で髪をすすぐこと、予洗いを丁寧にするだけで7割の汚れが落ちると言われるほど、重要なプロセスです。
この時のポイントは、シャワーを手に持ち、反対側の手の指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗うということです。爪を立てると頭皮を傷つけてしまいます。髪の毛同様に頭皮はデリケートなんです。優しく扱いましょう。
耳の裏→耳の上→もみあげという順番で、やさしく洗ってあげましょう。
②シャンプーで丁寧に洗い、すすぎ残しを作らない
シャンプーはつけすぎず、男性ならワンプッシュが適当です。そして直接シャンプーを髪に振りかけるのは避けましょう。てのひらで泡立ててから丁寧に洗いましょう。
指の腹で髪はもちろんですが、特に頭皮をマッサージしながら洗いましょう。毛穴に詰まった脂を取り除くように揉みながらゆっくりと洗ってください。
シャンプーはアルカリ性のものを使用しましょう!
その理由は脂質の洗浄に優れているから!
そしてシャンプーをすすぐ際は、しっかりとすすぎましょう。これが疎かなオジサンが結構多いです。こちらも泡が消えても頭皮をマッサージしながらシャンプーをしっかり落とすようにしましょう。シャンプー剤が髪や頭皮に残ると、毛穴を塞ぎ、吹き出物やフケ、かゆみの原因になります。さらには、それらが積もり積もって薄毛に繋がることも。
耳の裏や襟足、顔周りも忘れずに洗い流しましょう。
③拭くときは、髪をこすらない
シャンプーした髪をリンスやトリートメントをして弱酸性から中性状態にしましょう。その後は、髪を拭く作業に移ります。
絶対に意識すべきなのは、まず、頭皮に近い根元の水分をしっかり取ること。
次に、髪をゴシゴシこするのではなく、タオルで挟みながらポンポンと優しく拭くことです。
濡れた毛先は繊細なので、タオルで刺激を与えないよう注意する必要があります。
タオルで拭きっとったあとは、必ずドライヤーで乾かしてから寝るようにしましょう。濡れたまま寝ることで、髪が抜けやすくなったり、ニオイが発生したりしてしまうためです。
さて、あなたの洗い方と比較してみていかがでしたか?
④最終手段はAGA対策
最近良くテレビCMで見かけるAGA。
AGAとは、「Androgenetic Alopecia」の略称で、男性型脱毛症とも呼ばれています。これは発症すると完治しません。その対策としては?
AGAの原因であるジヒドロテストステロンの産生を抑制するために、フィナステリドやデュタステリドなどの治療薬を常用することで毛量の低下をある程度抑制するものです。
増やすのは難しいけど、最悪でもこれ以上ハゲたくない方は、一度、専門医に相談してみるのもありです。
誰だってハゲたくないし、ヘアスタイルを楽しめるほどのボリュームのある頭髪をキープしたいもの。日頃のお手入れが数年後に大きな差になってきます。髪の清潔さにも気を配りたいですね。
Text:FORZA STYLE