超がつく高級腕時計で知られる「A.ランゲ&ゾーネ」。製造数も限られることから、あれこれ一気見できるチャンスはまさに僥倖、待望の新作も入荷されたとのことで、干場編集長とロック福田は並々ならぬ期待を胸に大阪に飛んだ。
「A.ランゲ&ゾーネ」知ってるつもり
「A.ランゲ&ゾーネ」とは、ドイツ語で「A.ランゲとその息子たち」という意。創業は1845年、フェルディナント・アドルフ・ランゲが、ドイツはザクセン州の山間の小さな町グラスヒュッテに、時計工房を設立したのが始まりです。
今グラスヒュッテといえば、時計ファンには憧れの“聖地”。でも当時は非常に貧しい地だったのを、質の高い時計づくりを根づかせ、やがてはその中心地となるまでに育てた最大の功労者が、このランゲ氏だと言われます。

第二次大戦後に東ドイツ領になることでブランドは長らく休眠を余儀なくされるが、1989年にベルリンの壁が崩壊し、翌1990年、アドルフの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを再興。1994年10月24日に最初のコレクション4モデルを発表し、以来、約30年でなんと71ものムーブメントを開発して今に至ります。
クワイエット・ラグジュアリーとは
一つのムーブメントで一つのモデルしかつくらないという、とてつもないこだわり、最高品質・最高精度の“完璧な時計”を追求するA.ランゲ&ゾーネは、“世界五大時計ブランド”唯一のドイツブランド。
数百にのぼる部品の見えない部分まで職人の手作業で一つ一つ磨き上げ、コンマミリ単位で精密に仕上げる技術力、高い志と熱い情熱をもって生み出されるというのに、その時計の表情は、いたってクールで控えめ。これ見よがしでない上品さで、わかる人にはわかるという──

“クワイエット・ラグジュアリー”とはまさに、A.ランゲ&ゾーネのためにあるような言葉。好きな人にはこたえられない、尽きせぬ魅力がそこにある。
▼ランゲのアイコニックモデル「ランゲ1」

▼ランゲ1よりひとまわり大きい「グランド・ランゲ1」

▼《2023年新作》「ランゲ1・タイムゾーン」

2つの都市の時間を同時に表示、昼夜やサマータイムまで一目でわかる! 新作のランゲ1・タイムゾーンは、干場編集長のように海外出張の多いビジネスパーソンに最適。プラチナのケースが超絶クワイエット・ラグジュアリー。
スーツスタイルだけでなく、ストレッチの利いたモダンなセットアップや上質なTシャツにスニーカーなど、リッチカジュアルに楽しむのが、令和時代の干場流です。

▼クロノグラフの模範「ダトグラフ・アップ/ダウン」

▼122.6年に1日しかくるわない月齢表示「1815 アニュアルカレンダー」

▼数字が瞬転! 機械式“デジタル”時計「ツァイトヴェルク」

より詳しくは、動画へGO!

創業者アドルフが掲げた「世界最高の時計作り」を追求し、復興の祖ウォルターによる「決して立ち止まらない(Never Stand Still)」精神で技術革新の挑戦を続けるA.ランゲ&ゾーネ。
誇り高きドイツの職人魂がすみずみにまで宿ったその時計を実際に手にとって、底なき“沼”の深淵をたっぷりのぞいてみてはいかがでしょうか。
【ブティック情報】
A.ランゲ&ゾーネ ブティック 大阪心斎橋

2021年7月にオープン。日本国内の路面店は、銀座以外にこちらだけ。ドイツ・ドレスデンのブティックと同じ素材で仕立てられた石壁やベルリンの壁の破片など、ランゲのストーリーを体感できる。
大阪市中央区南船場4-1-3 W Osaka 1F
営業時間 11:00 - 19:00
水曜定休
来店予約 06-6243-1845
edit:hiroko KURODA