【衝撃】高校教師の4人に1人が過労死ライン超え…データより深刻な「先生崩壊」のカウントダウン。

しかしそんな、忙しいはずの教職員が不倫などの問題行動に走るケースが多いという現実は、あまり知られていない。

教育に関するプロであり、生徒や保護者から尊敬され、頼りにされる職業として「聖職者」と言われることもある彼らですが、意外なことに浮気率が高い職業と言われる側面もあるのだ。

「そもそも離婚率が高いですからね」と言って笑うのは、長年探偵社に勤めており、浮気調査をメインで行ってきた真知子さん（48歳・仮名）だ。

「浮気の調査をしても、全く浮気なんてしていなかったという場合もあります。なのに家には夜中まで帰ってこないし、土日祝日も家にいないしおかしいじゃないかって話になるんですけど、それはただ仕事で多忙なだけで、浮気なんかしている暇がないんだっていう学校の先生もいらっしゃいますよ。でも、結局そういう方も『あまりにも家庭を顧みないから』という理由で離婚されちゃう。離婚率が高いのは、仕方がないことなのかもしれませんね」

そう話す真知子さんは、様々な事例を見てきたそうだ。後編では、崩壊する学校内で、教員たちがどのように不倫に走ってしまうのかを詳しくリポートしていく。

取材／文　八幡那由多