【後編】「お孫さんのお世話ができて幸せね」にイラッ…。息子家族との同居が、ストレスすぎる理由とは？

【前編のあらすじ】

夫に先立たれ、細々とパートをしながら１人暮らしをする片岡美知子さん（仮名）。

転職を機に、長男夫婦とその子供たちが、突然美知子さんの住む一軒家に引っ越してくることになる。なるべく節約したいという長男の頼みに、薄情に断ることもできず同居を受け入れた美知子さん。

しかし、待っていたのは予想以上にストレスフルな生活で……。

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同居を始めてしばらくの間は、息子一家と一定の距離を保とうと注意していた美知子さん。

しかし、生活を共にすれば気になることはいくらでも出てきた。

「朝食は時間がないから菓子パンで」という嫁に対し、つい”同じもので良かったら”と孫に朝食を作ったが最後、すぐにそれは美知子さんの毎朝の仕事になった。

しかも、いつのまにか息子夫婦までもがその朝食に合流していたという。

「嫁は９時半までに職場に行けばいいのに、やたら早く出るんです。早く仕事に慣れたいから１時間早く行くとかで、ちょうど孫たちを園に送る時刻より５分だけ早く家を出ていきます。面倒な送迎は私に任せたと言わんばかり」