元CAが女性用風俗、初体験…！「甘美すぎる疑似恋愛のウラ側」

所属ホスト一覧をクリックすると、20代～30代の顔写真がずらりと並んでいる。爽やかスポーツマン系、スーツの似合うクール系、イケメンアイドル系、肉体派マッチョ系など様々だ。

名前と年齢の他に、身長や体重、出身地や趣味などが書かれており、「今月の指名ランキング」ではトップ10も表示されていた。

「どうせならトップを呼ぼう」と、迷わずナンバーワン・タクミ（仮名・27歳）を選んだ。涼し気で端整なマスクが目を引いたことに加え、長身で「本業は役者」というプロフィールも興味をそそられた。

初回は食事のみのスタンダードコースだ。

クラブママという仕事柄、多くのホストを見ているものの、性感マッサージも手掛ける彼に、すでに心が浮き立っていた。

四日後、恵比寿駅の西口改札で出会うこととなった。

「失礼ですが、Ａ子さんですか？」

現れたのは、黒いシャツに細身のパンツのシンプルな装いの美青年だった。

筆者は「Ａ子」という偽名を使った。

「初めまして、タクミです。本日はご指名ありがとうございます」

タクミは丁重に一礼した。写真で見るよりも笑顔が人懐っこく、礼儀正しさもあって、第一印象はすこぶるいい。正直、キュンとしてしまった。

「予約しているレストランがあるの。行きましょう」

筆者は緊張を隠し、にこやかに歩を進める。