不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
婚活、性愛、不倫……。たとえ妻になり、母となっても「輝きを失わぬ女性」「社会的に価値ある女性」でありたい女性が増えている一方で、彼女たちがひた隠す「裏の顔」を持つのも事実。
信頼できるパートナーがいても、「トキメキが欲しい」「日常を忘れる瞬間が欲しい」と言う女性は意外にも多い。
今回は、2018年ごろから急速に増えつつある「女性用風俗(女性用性感マッサージ)」の体験を作家の筆者が綴ってみた。社会現象としても認知されつつある「女風」の世界は、昨今あらゆるメディアでも報じられているが、筆者が女性用風俗を体験したのは、六本木のクラブママ時代である。
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短大卒業後、日系エアラインのCAからモデル事務所の所属となった筆者だが、モデル業だけでは生活が苦しく、並行して夜の世界に飛び込んだ。
最初は六本木のミニクラブのホステス業から始まった。
ホステスなど初めての経験だが、CA出身の筆者には「お客様をもてなす」という仕事が思いがけず水が合い、徐々に楽しさとやりがいを見いだしていった。モデルとしては売れなかったが、夜の世界では活躍できるのでは――との予感は的中した。
指名客が増え、ホステス業に力を入れ始めたのは、圧倒的な収入の差とともに、自分の「居場所」を見つけたからだ。
指名客の獲得に努力し、2年間ナンバーワンの座をキープし続けた結果、系列店の高級クラブのママに抜擢された。
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