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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「初対面でセクキャバ宴会」消防団入団を断った夫がいじめに遭う理不尽

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

小野口芽衣さん(仮名)は自分の夫が地元の消防団に勧誘されていることに困惑していた。インドア派な夫が飲み会で大量に飲まされ、セクキャバに連れて行かれたことに不満を抱き、入団を拒否したものの、地元民からは非難の声が殺到するのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うちの父は、田舎ではご近所さんと仲良くやること以上に大事なことはねえぞ、と夫に長々と説教してきました。飯をご馳走になっただけで、それで入団は断るなんて厚かましいぞと」

夫は理不尽な言い分に対しても、身を縮めて黙っているだけだった。芽衣さんは自分も入団に反対だと言って夫をかばったが、「若い男衆が町内を守るのはあたりめーだろ、ばかもんが!」と怒鳴られてしまった。

「それに、数年前に消防団を退団したばかりの近所に住む叔父がわざわざ家に来て、『消防団のやつら、お前らの家が燃えても、ぜってー助けに来ねえって言ってるぞ』なんてとんでもない意地悪を言ってきたんです。ほぼ脅しですよね」



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