【BREGUET】新世代「タイプ XX」は、ミリタリーと民間モデルの系譜から新たな冒険を始める

2023.6.19 0

新世代の準備に4年が費やされ、あらゆる期待に応える2つのモデルが登場！

パイロットの腕に精密機器として着けられ、1950年代からアイコニックな地位を築いてきたBREGUET（ブレゲ）の「タイプ XX」コレクションの新作は、軍用モデルから着想した「タイプ 20 - クロノグラフ 2057 -」と、民間モデルに由来する「タイプ XX - クロノグラフ 2067 -」の2モデル。

ブレゲは、代表的な第1世代「タイプ XX」に基づきながら、新作にコンテンポラリーでダイナミックなスピリットと最新のテクノロジーを注ぎ込んでいます。

ミリタリーモデルの系譜「タイプ 20 - クロノグラフ 2057 -」

「タイプ 20 - クロノグラフ 2057 -」は、1955年から1959年にフランス空軍に納められた1100本のモデルからインスピレーションを得て、名称には、ローマ数で「タイプ XX」と表記される海軍航空隊モデルを含むあらゆるモデルと違い、アラビア数字の「20」が用いられています。

ダイヤルは、原型となる「タイプ 20」のスタイルを忠実に保ちながら、ブラックで現代的な仕上げで、アラビア数字とベゼルの3角マーカー、すべて針にミントグリーンの夜光塗料が施され、3時位置の30分積算計は、9時位置のスモールセコンドより若干大きく、4時と5時の間に日付表示の窓が設けられています。

ブレゲ「タイプ 20 - クロノグラフ 2057 -」各258万5000円

ステンレススティールの直径42mmのケースには、過去に空軍向けに供給されたモデルと同様に、目盛りの刻みがなく縁に縦溝模様を施したベゼルを装備。リュウズはオリジナルモデルを想起させるポワル型（梨型）で、3つのポジション（1 ニュートラル、2 日付修正、3 時刻合わせ）の各調整が行えます。

2時位置のプッシャーはクロノグラフの作動に用い、計測のスタートとストップを行い、4時位置のプッシャーは、クロノグラフ針と積算計のゼロリセットに用い、有名なフライバックの原理によって瞬時にクロノグラフの再スタートが可能です。

ブレゲ「タイプ 20 - クロノグラフ 2057 -」各258万5000円

ブレゲ「タイプ XX - クロノグラフ 2067 -」各258万5000円

民間用モデルの系譜「タイプ XX - クロノグラフ 2067 -」

「タイプ XX - クロノグラフ 2067 -」は、1950年代から1960年代の洗練された民間用「タイプ XX」の系譜を直接引き継ぎ、特に1957年に作られた固有番号2988の「タイプ XX」にリンクします。ダイヤルは2057と同じくブラック仕上げですが、表示が異なり、3時位置に15分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドが配置。

積算計は軍用モデルと同じように大きさを変えてデザインされ、ダイヤルに一段と力強い表情を与え、視認性も向上。アラビア数字、針、ベゼルの3角マーカーにはアイボリー色の夜光塗料が用いられ、4時と5時の間に日付表示の窓が設けられています。

ブレゲ「タイプ XX - クロノグラフ 2067 -」各258万5000円

ステンレススティールの直径42mmのケースには、目盛りを刻み、縁に縦溝模様を施した両方向回転ベゼルを装備。リュウズはクラシカルな直線型で、3つのポジション 1)ニュートラル、2)日付修正、3)時刻合わせの各調整が行えます。2時位置のプッシャーはクロノグラフの作動に用い、計測のスタートとストップを行います。4時位置のプッシャーは、クロノグラフ針と積算計のゼロリセットに用い、有名なフライバックの原理によって瞬時にクロノグラフの再スタートが可能になります。