ジャンニ・アニエッリが晩年愛した「トラベルセトロ」ヴィトレ・バージョンのレトロな新作

2023.5.26 0

クラシックホワイト文字盤と、新色のナイトブルー文字盤のモデルが登場

スイスの老舗時計ブランドEBERHARD（エベラール）から、大型時計ブームの先駆けとなった「トラベルセトロ・ヴィトレコレクション」の新作2モデルが登場。新作のインデックスは現行モデルとデザインを変えたことで、全体的な雰囲気がよりレトロな仕上がりとなり、本来の良さを消すことなく完璧な仕上がりとなっています。

「誰も考えたことがないような大きさで、クラシックなフォルムを持つ、
まるで懐中時計のような腕時計」

エベラールの1994年当時のCEOパルミロ・モンティは、より人々の印象に残り、かつ当時のトレンドであった小さめのサイズの時計と全く違うものを作り出せないかと考え始め、思いついたのは、「誰も考えたことがないような大きさで、クラシックなフォルムを持つ、まるで懐中時計のような腕時計」でした。

多くの反対意見もあった中、彼が思い立った年から2年後の1996年、「トラベルセトロ」が完成。43mmという大型時計の登場は、当時の時計業界に激震を走らせ、人々を熱狂の渦に巻き込み、以降、他ブランドから40mm超の大型時計が続々と発売されることになりました。

左／エベラール「トラベルセトロ・ヴィトレ」（21120.20 CP）51万5900円、右／エベラール「トラベルセトロ・ヴィトレ」（21120.20 CAD）64万200円（ムーブメント：機械式、手巻き、6時位置に秒針 / ケース：ステンレス・スティールケース、径43mm、厚10,70mm、ラグ幅21mm /　ガラス：ドーム型サファイア・クリスタル（反射防止加工）/ ストラップ：ラバー加工を施したブルーファブリックストラップ、またはステンレス・スティールブレスレット / 防水性：50m防水 / 文字盤：ナイトブルーダイヤル、インデックスと針に白のスーパールミノバ / 針：リーフ針、秒針はバトン型 / 裏蓋：シースルーバック、サファイア・クリスタル、8つネジ止め式による固定、鋳造加工）

43mm径の「トラベルセトロ」は、イタリアが生んだ20世紀で最も偉大な男、ジャンニ・アニエッリが晩年愛していたことでも有名で、彼がシャツのカフスの上に腕時計を着けるスタイル“オン・ザ・カフス”で「トラベルセトロ」を着用したことにより、世界的なファッションアイコンとなり、さらに爆発的な人気を記録。誰もが憧れる存在であるジャンニ・アニエッリと、43mmという規格外なサイズの時計という2つの大きなポイントによって「トラベルセトロ」は一世を風靡しました。

左／エベラール「トラベルセトロ・ヴィトレ」（21120.21 CP）51万5900円、右／エベラール「トラベルセトロ・ヴィトレ」（21120.21 CAD）64万200円（ムーブメント：機械式、手巻き、6時位置に秒針 / ケース：ステンレス・スティールケース、径43mm、厚10,70mm、ラグ幅21mm /　ガラス：ドーム型サファイア・クリスタル（反射防止加工）/ ストラップ：ラバー加工を施したブルーファブリックストラップ、またはステンレス・スティールブレスレット / 防水性：50m防水 / 文字盤：クラシックホワイトダイヤル、インデックスと針にブラック・スーパールミノバ / 針：リーフ針、秒針はバトン型 / 裏蓋：シースルーバック、サファイア・クリスタル、8つネジ止め式による固定、鋳造加工）