■街乗りからロングドライブまでこなせて、個性的なカラーリングが楽しめるクルマ
筆者が住むイタリアでもアイゴXを見かけます。前述したように全幅が1740mmあるため、小さいながらもしっかりとした存在感があり、クロスオーバーのスタイリングにとっては非常にバランスの良いディメンションだといえるでしょう。高速道路やワインディングでの安定性など、機能面でのメリットもあります。最小回転半径が軽自動車並みでありながら1.0Lの排気量でパワーにもゆとりがあり、日常使いからロングドライブまで幅広く活躍してくれそうです。
日本では軽自動車規格枠いっぱいのボディサイズで居住空間の広いトールワゴンタイプが人気ですが、格納式キャンバストップがオプションで用意されていたりと、アイゴクロスのような遊び心と機能性が感じられるモデルは斬新で魅力があります。
残念ながら日本に導入される可能性は少ないですが、街乗りからロングドライブまでこなせて、個性的なカラーリングや充実した装備を楽しみたい人にとっては、楽しいカーライフが送れそうなクルマですね。
Text:Kenichi Yoshikawa,MMM-Production
Photo:TOYOTA
Edit:Takashi Ogiyama
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