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LIFESTYLE 夫婦関係修復レッスン

A.「決断は重労働。相手の“選択の手間”を軽視してはいけません」(五百田さん)

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愛し合って結婚したはずなのに、いつからかギスギスしはじめた夫婦仲。その原因はひとつではなく、ほんの些細なことの積み重ねだったりする……。「大丈夫、ちょっとした心がけ、話し方で夫婦の関係は改善していきます」作家・心理カウンセラーとして活躍する五百田達成氏が、サラリーマンとしての実体験と豊富なカウンセリング実績を活かし、夫婦間コミュニケーションに関する実践的アドバイスを伝授する。

旅行の計画を妻に任せっきり。それなのにいざ予約しようとすると、あれこれリクエストしてきたり、旅先で文句を口にする夫。

「任せっきりにするなら、一切文句は言わないで欲しい」というのは、相談者である妻の由美子さん。そう思ってしまうことは、果たして贅沢なのでしょうか?
 

前編はこちら

*****

旅先で、グーグルマップを見ながら歩く夫と、横にいる妻。

「あれ? 間違えたかな?」
「もー、何やってんの? ちゃんと見てよ」


ようやくホテルに到着して、窓から眺めをチェック。

「うーん、眺めがイマイチだね」
「え? 予約のとき、この部屋でいいって言ったよね?」


旅先でのこんなシーン、経験ありませんか? どちらも文句を言われたほうはカチンとくるはず。

こちらはがんばって役割を果たした。一方、向こうは何もしていない、それなのに文句だけはしっかり言ってくる。いわゆる「手は動かさず口だけ出す」パターンですね。

たとえば夫が「地図担当」、妻が「宿決め担当」というように、夫婦のどちらかが「主担当」になるのは悪くはありません。しかしそれは主担当に任せっぱなしにしていい、ということではないでしょう。

どちらの道へ進むかは完全に夫に委ねて、妻はついていくだけ。宿の手配ややりとりは 妻に任せて、夫は寝そべってるだけ。これではダメです。主担当がリードするとしても、 副担当もきちんとコミットすべき。万が一、主担当が困っていたら、副担当は進んで助けなければいけません。



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