360°どの角度からも時計の機構を3Dで堪能できる、ルイ・モネ新作「メモリス スピリット」が超弩級！

スイスの高級時計ブランド LOUIS MOINET（ルイ・モネ）から、前作「メモリス」のデザインを進化させたクロノグラフ「メモリス・スピリット」が4月12日（水）に発売。

311のパーツ数を変えることなくケース径を6mm小さくするためにベゼルを排し、新型インナーベゼルを採用して横幅を圧縮。飛行機やレーシングカーに用いられる、空気の流れをコントロールするエアロダイナミクスの技術を時計全体のフォルムに取り入れている意欲作です。

ブランドを象徴する「メモリス」コレクションとは

世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人ルイ・モネ（1768～1853）の精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン＝マリー・シャラーが2004年にスイス・ヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランドのルイ・モネ。ルイ・モネのすべての時計は、一点物もしくは限定品として生産されています。

ルイ・モネでは、ブランド創業10周年を記念して、2014年に新しいコレクションの開発プロジェクトがスタートし、ブランドのルーツである時計師ルイ・モネによる世界初のクロノグラフ発明から、200周年の節目にあたる2016年に「メモリス」コレクションを発表しました。

「メモリス」コレクションのコンセプトは、「クロノグラフが最も美しく見える時計」で、クロノグラフを単なる時計の一つの機構としてではなく、デザインの主役として捉え、その審美性を追求。その実現のために、ムーブメントメーカーの協力を受け、クロノグラフ機構全体を時計の表側（文字盤側）に配置するオリジナルのムーブメントを開発。合計311ものパーツで構成されたキャリバーを46mm径ケースに収めた「メモリス」は、クロノグラフの魅力を壮大に表現する時計として絶賛されました。

さらに2年の歳月をかけた試行錯誤の末、最新作が誕生

名作「メモリス」の311のパーツ数はそのままに、ドーム型のクリスタルガラス風防と新型インナーベゼルを組み合わせる独創的なアイデアによって、40mm径にリデザインした最新作が「メモリス スピリット」。文字盤に顕（あらわ）になっているクロノグラフのデザインは、ファーストクロノグラフとしてギネス世界記録に認定されている、時計士 ルイ・モネが製作した毎時 216,000 振動の天体観測用クロノグラフにインスピレーションを受けています。

「メモリス スピリット」のクロノグラフは、プッシャーの押しやすさ、動作の安定性、耐久性に優れたコラムホイール式で、コラムホイールをはじめとするクロノグラフの各機構が最も美しく見えるように、表側（文字盤側）にクロノグラフ機構を配置するユニークな自社製キャリバー LM84を搭載。

ムーブメントの表側にクロノグラフ機構を構成する147個のパーツ、裏側に自動巻き機構を構成する164個のパーツを使用し、現代的で壮大なデザインを作り上げています。

時計のメカニズムの魅力を優雅に表現している「メモリス スピリット」のクロノグラフは、数ある時計の複雑機構のなかでも、現代社会において最も実用性に優れた機構で、着用者が自分で操作できるという点で、着用者に最も密接なメカニズムといえるでしょう。

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