会場となったGucci Hubにはグッチを纏ったセレブリティが多数来場!
1月13日から17日まで開催されたミラノメンズファッションウィーク。初日1月13日のトップを飾ったのはGUCCI(グッチ)です。構造的にもスタイリングでも対照的とされてきたアイテムを異種交配することで、自由さと無限の可能性を持ったコンテンポラリーなマスキュリニティを表現するウェアも続々登場しました。

新鮮なテーラリングのシルエットに注目!
ボリュームがありながらもゆったりとした着心地のテーラリングのシルエットは多様なスタイリングを可能に。懐かしさを感じさせるスーツは、取り外し可能なパーツによってノースリーブジャケットやショートパンツに姿をトランスフォームします。

グッチの1980年代のアーカイブからインスピレーションを得たスポーツウェアは、ダンスウェアのコードと組み合わされて、ライダーズウェアは2000年代初頭のアーカイブへのトリビュートとなるだけでなく、クラシックなオーバーコートとのシルエットと融合。
同じく2000年代調のウォッシュド加工によって色あせたような雰囲気を演出したデニムパンツには、1953年にグッチがニューヨーク初のショップをオープンした際に発表されたロゴがあしらわれています。



Courtesy of Gucci























脱構築的なトラックスーツのライニングは装飾的なディテールとして表から見えるように配され、トラディショナルなイブニングパンツは彫像のようなドレープのあるロングスカートになり脚の動きを露わにします。
カスタマイズのエフェクトは、見た目とは異なる素材でも表現されていて、よく見ると、クラシックなジョガーパンツは軽量レザーで仕立てられ、羽毛で覆われているように見えるショートコートにはホワイトスパンコールの立体的なエンブロイダリーが全面に施されて、グッチが大切にするクラフツマンシップが存分に発揮されています。


1970年代に発表されたGGパターンをあしらったキャンバスにラッカーを施した新素材が、ルックを自由にあやつるツールとしてコレクション全体に登場。

美しい光沢感をたたえていることからクリスタル GGキャンバスと名付けられたこの素材は、鮮やかなカラーや色あせた印象のパステルカラーに彩られ、ワークウェアスタイルのカバーオールをはじめ、オーバーサイズのゆったりとした構造のバッグやシューズに用いられ、長い年月にわたって大切に使いこまれたようなテクスチャーと雰囲気を演出しています。

GUCCI
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