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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「俺の不倫は完全犯罪」不貞エリートを豪語する男が泣いた、「地雷女」の正体。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

「ワンナイトのはずだったんですけど、まさかこんなことになるなんて、初めての事で正直参ってます」

東京都在住の33歳の佐々木拓也(仮名)はいま、大きな不安を抱えている。結婚して5年、港区のタワマンに住み、妻子と順調な結婚生活を送っている。そんな彼だが、家族には知られていない秘密の顔がある。「これまで不倫してきた女は100人以上。そのすべてがワンナイトなので、完全犯罪です」と誇らしげだ。FORZA STYLE「ライフ取材班」が、そんな佐々木の窮地について話を聞いた。

「28歳で結婚しました。できちゃった結婚ですね。いまは『授かり婚』っていうんでしたっけ」

よく喋る男だが、こちらが引き込まれるほど、場の空気づくりはうまい。

「不倫は今までに100回くらいかな。バーでひとりで飲んでいる女の子をナンパしたり、友達と飲んでいる時に声をかけたり。結婚前の浮気を入れるともう少し増えますけどね。不倫は基本ワンナイト。連絡先も交換しない。それが完全犯罪の秘訣です」

あっけからかんとして悪びれていない。

「実は僕自身も、父親の不倫相手の子どもなんで、遺伝ですね完全に。天性の性分ってヤツです。父親は金もないのに女ばっかり追いかけてたんで、結局母さんとも離婚しました。僕は父の轍を踏まずに、完璧に不倫を隠してきたつもりです」

まったく褒められたものではないのに、なぜか誇らしげだ。

「結局、僕はお金がある訳でも甲斐性がある訳でもないし、家庭以外に女を作っても続けられないなら、最初から続けてはいけないんだと思っています。だから、定期の女は持たない主義なんです」

とはいえ家庭は円満だという。

「家庭は家庭で帰る場所として持っておきたいし、家庭を持っておいた方が、それがあるから出てくる余裕とか、子どもがいるから出せる自信とかあるでしょ? それが欲しいんですよ。人のものを欲しがる女は山ほどいますからね」

佐々木の職業は、東京のイベント運営会社に勤める営業マンだ。企画・提案だけではなく、実際の設営現場の監督も任せられることもあるらしい。

「お客さんは全国にいます。で、イベント開催となると企画提案の段階から数回に分けて出張しますし、イベント会期中は規模にもよりますけど会場にいることが多いですね。ま、別にやりたかった仕事って訳でもないんですけど、女をひっかける環境としてはこれ以上ない」

元来持っている性分にマッチした環境なのだという。そんな佐々木だが、最近の悩みの種が「地雷女」との関係が拗れだしていることだという。

「エリカとは名古屋のイベントの設営日に知り合いました。現地のアルバイトとして設営補助に来ていた彼女を手伝うついでにお茶に誘ったんです。22歳の若さにも目がくらみました。物静かな感じのカワイイ系でしたね。サンリオのキャラクターのぬいぐるみを鞄にいくつもつけていて、ちょっと変わった感じを受けましたが...そういうメンヘラ系の女性を誘うのは初めてだったので、『自分が通用するかな?』というチャレンジ精神だったんです」

その時は首尾よくお茶→ご飯→カラオケ→ホテルへとコマを進め目的を果たした佐々木だったが、ワンナイトの法則を破りその後もエリカとの関係は続いてるという。

「事前の約款説明を省いたんです。結婚している事とか、君とはワンナイトだっていう事の説明を。いつもは、いくら酔っていてもワンナイトだということは相手に伝えているんです。でも今回は出張期間が短くて焦っていたのもあり、相手の情報を集め切れなかった……。会社に電話してきたので仕方なく合うと、生々しいリストカットの傷跡があったんです」

☆そう悔やむ彼は深刻な表情で、目には涙さえ浮かべている。しかし、佐々木にはまだ知らないエリカの秘密があった。衝撃の次回へ続く☆



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