そこで、美幸が動く。夜の仕事を始めることにしたのだ。時給2,500円のスナックでホステスとして働くことになった。
美幸は心を入れ替え、自身のせいで作った借金を返済するために、寝る間も惜しんでスナックで勤務。
客から「もっと上手に酒注げよ」「もう少し若い子に相手してもらいたい」「もっと飲めよ」
など、心無い言葉も何度も浴びせられる。
だが、美幸は借金返済のために仕事を続けた。達也に申し訳ないという思いが強まり、美幸は自宅で涙することも増えたのだ。
くじけそうになったものの、「絶対借金を返済する」美幸の強い意志もあり、200万円以上あった借金をすべて返済することができた。
RANKING
3
4
5
3
4
5