「それから半年間、定休日の彼女の店に通い続けました。それがあんな事が原因で妻にバレるだなんて、オンナのカンを侮っていました」
「その日もいつものように木曜日の店舗訪問を終えて家に帰りました。しかし、帰るなり妻から『今日もあの得意先に行っていたの?』と聞かれ背筋が凍りました」
ユウキはあまりに突然のことで上手く返事ができずにいた。
「そこに畳みかけるように妻が言うんです。『あなたのその匂い、あとその顔に付いているラメ、説明できる?出来ないのであれば携帯を見せて』」
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