「夫に、息子のことも含めて再度相談しました。私が困っていると話したときよりは、少し悩んではいましたが、結果は同じ。『母親であるお前が何とかすべきだろ』とのこと」
「息子のために……」
そう考え、美恵子さんはまずは学校に相談することを始めた。
「なぜこのようなことになったのか……。今思えば、ランチ会のお断りの仕方が良くなかったのかもしれない。しかしそうだとしても、全く根拠のない話を広めることや、関係のない息子を巻き込むことは良くない。必死に訴える私に、先生たちは一定の理解を示してくれ、解決に向け動いてくれています。時間はかかるかもしれませんが、息子のためにも、ボスママにもきちんと理解してもらおうと考えています」
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