学校の先生という職業は、ストレスも多い。人間相手の仕事で、子どもたちが無意味な反抗を繰り返すこともあるし、保護者がクレームの電話をかけてくることもある。
まだ2年目の新米教員だった真帆さんは、その担任教員と関係を持つことで、なんとなく自分が認められているような感覚を味わっていたそう。
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「あまりにも誘い方がスムーズだったし、言い訳というか、私に自分の家庭にまで踏み込ませないようなフォローも上手だったから、ちっとも嫌な思いをしたことはなかったわ。ま、なんのことはない。後からわかったことだけど、私の前にも後にも不倫相手はいっぱいいたみたいだから、とても手慣れた人だったのよ」
真帆さんはそう言って笑った。その男性教員のように不倫のプロみたいな男性教員はどの学校に行っても一定数はいるそうで、そういう人たちは手を出してもややこしくならない女性の見抜き方をよくわかっているのだとか。
「職場には基本的にずっと生徒という存在があるから、ある程度の志を持って教員になったような女の子たちは“職場で取り乱す”とか“職場で暴れる”なんてことはしないのよ。だから、そういう“教員であることに誇りを持っているタイプ”を狙うと安全なの。そういう関係に疲れたら、そんな子たちは黙って辞めていくしね」
真帆さんは、適度にその男性教員との関係を楽しんで転勤のタイミングでその関係を終えたそうだ。
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