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【VW・アルテオン】新登場シューティングブレークの乗り心地が快感すぎる。

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一周まわってVW! これが身体にいい感じです

近頃やたらとVWが気になります。今年は8世代目となる新型ゴルフの登場でVWブランドに乗る機会が増えたのが関係しているのかもしれませんが、とにかく気になって仕方ありません。乗るたびにしっくりくるというか、身体にスッと馴染むような気持ちよさが際立ちます。

個人的なイメージで恐縮ですが、VWは20歳代から30代前半の輸入車ライフを送るエントリーモデルといった気がします。そのままVWワールドにハマる方もいらっしゃるでしょうが、多くの方はアウディやBMW、メルセデスにステップアップしていくといった……。

かくいう私もその系統でした。ただ、それが齢五十路を過ぎ、人生において脂が落ちてくると、VWがほどよく感じてくるのです。40代の脂が乗った時期はAMG目掛けて一直線ってところでしょうか。まぁ、人それぞれですがね。

そんなVWのラインナップの中で今一番気になっているのがコレ。日本におけるVWのハイエンドモデルにあたるアルテオン。そのシューティングブレークです。

このクルマは今年アルテオン初のマイナーチェンジの際に追加されました。特徴は雄麗なスタイリングで、ワゴンになってもそれはキープされます。

そもそもセダンタイプのアルテオンも正確には5ドアハッチバックなので、積載性は高い方ですが、今回シューティングブレークが登場したことで、新たなマーケットが生まれることでしょう。

SUVに飽きた方はそろそろステーションワゴンなんて気になりますよね。しかもこのシューティングブレークは5ドアハッチとスリーサイズは同じ。全長4870mmですから、使い勝手も悪くありません。

エンジンは2リッター直4ターボの2.0TSIを搭載します。最高出力は272ps、最大トルクは350Nmを発揮します。組み合わされるギアボックスはさらに多段化された7速DSG。デュアルクラッチが瞬時に適切なギアに切り替わるので、とてもスムーズです。

駆動方式は4MOTION。フルタイム四駆で、フロントとリアのトルク配分は、100:0〜50:50まで自動制御されます。スタートやコーナリングでの安定といった走りの部分もそうですが、滑りやすい路面での安全性も担保されます。

安全性といえば、最新の運転支援システムが標準装備されているのも見逃せません。アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシストシステム、プリクラッシュブレーキシステムなど、役に立つものばかり。個人的にはステアリング操作の向きに連動してヘッドライトを照射する、ダイナミックコーナリングライトが気に入ってます。街灯のあるエリアではそうでもないですが、真っ暗な山道ではとても助かります。

なんて装備もそうですが、やはりシンプルなデザインのインテリアと攻めすぎない大人の乗り味が大好きです。レザーシートの雰囲気も大人ですね。

その乗り心地はドライブモードの役目を果たすアダプティブシャシーコントロール“DCC”で変化を楽しむことができます。例えば、“コンフォート”の高速道路での乗り味は2つくらい上のクラスの高級サルーンといった感じで、しなやかなサスペンションの動きを感じ取れます。

また、“スポーツ”では沈み込むように路面を捉えロールを抑えながら走るのですが、硬すぎるところはありません。まさにスポーティな走りを快適な状態で楽しめます。軽快なハンドリングと合わせたこの気持ちよさはゴルフに通じます。タイヤは20インチ。このサイズでこの感覚はVWならでは、ですね。

ということで、今気になるクルマのひとつ、アルテオンシューティングブレークをご紹介しました。そろそろ脂が落ちてきた方、ぜひチェックしてみてください。いい感じに脂を落としながらも守りに入らない姿勢をおわかりいただけると思います。そうそう、お値段もいい感じ。こちらも身体に良さげですよね。ご共感いただけた方はアルテオンシューティングブレークで健康的なカーライフを送ってください。



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