黄色って、どんな色とでも組み合わせやすく、見えやすいんです
さて、224回目は久々にエルメス以外、ボルサリーノのパナマハット。なんとも派手なイエローです。
何度も書いていますが、昔のジェントルマンやジャズマン、さらにはルードボーイへの憧れが強いのか…、僕のスタイルにはハットが欠かせません。
冬場なら、ちょっと高額なラビットファーやビーバーファーフェルトのソフトハット。夏場は、汗を掻くし、強い陽射しを受け続けると日焼けしてしまうので、なるべく消耗品的に使える程度の価格で手に入れられるパナマハットやストローハットを清水ダイブし続けています。
この黄色いパナマも そんなひとつ。
とあるショップを覗いたらセールになっていて、白めなナチュラルカラーのパナマをゲットしたついでに、他より破格値が付けられていた黄色いこのコも一緒に連れて帰ってきました。
パナマハットは素材であるトキヤ草をどれだけ細かく編んでいるかで価格が上昇するんですが、こちらはやや粗めの石目編みなので元々の価格もそれほど高額ではありません。
さらに、まるで幼稚園児か小学生が交通安全のために被っている黄色い通学帽子を連想させるのか……、まぁ売れなかったんでしょうね(笑)。
かなり安価で入手することができました。
世はコロナ禍で今年の夏もリゾートへ出掛けるのは難しそうですが……、普段は行けても年に1〜2回。せっかく太陽の光が燦々と降り注ぐ彼の地へと旅立つなら、これくらい浮かれたハットを被ってもイイんじゃなかって。
リゾートでは、アタマ、足元、そして水着は派手な方が気分がアガるんです!
まぁ今年は8月22日まで緊急事態宣言下で国内リゾートを訪れるのも難しそうですが……。
来年以降の楽しみとして寝かしておくか、それとも梅雨が明けたら都内でも思い切って被ってしまうか。でも これ被ってたらクルマに轢かれなそうなんで、意外に重宝するのかもですね。
街中で"幼稚園オジさん"なんてあだ名で呼ばれることになるかもしれませんが(笑)
ひとまず、コレ眺めながら原稿書いてたらトウモロコシが食べたくなったので、今夜はとうもろこしご飯でも炊くことにします。あ〜腹減った。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka