新「アードベッグ」もファンを惹きつけること間違いなし
世界でもっともピーティー(泥炭の香り)でスモーキーなシングルモルト「アードベッグ」から、その熱狂的なファンを讃える限定ボトルが5月30日に発売されます。
アードベッグとは
「アードベッグ」は、1815 年にスコットランドのアイラ島で生まれたシングルモルトウイスキー。アイラ島はウィスキーの聖地として知られ、そこで作られたウイスキーはアイラ・モルトと呼ばれます。
そのなかでもアードベッグは、ピートが非常に強いことで有名。それでいて繊細な甘さと高い品質を兼ね備えており、その風味は“ピーティーパラドックス”との愛称もあるほど。
このクセになる個性的な味わいから、“アードベギャン”と呼ばれる熱狂的なファンに愛されるカルト的なウイスキーとなっています。
アードベッグの苦難と支え続けるファンたち
そんな「アードベッグ」の蒸留所は、実は200年以上の長い歴史の中で、数々の困難や閉鎖の危機に直面してきました。
特にアードベッグの生産が落ち込んだ1980年代は、壊れたブレーカーのカバーを修繕する費用を節約するために靴箱を利用してまで運営を続けていたといいます。そんなボロボロの工場も、ファンには深く愛されていました。
厳しい危機を乗り越えたファンたちは、”アードベッグ蒸留所の門戸が二度と閉じられることのないように”との思いで2000年に「アードベッグ コミッティー」を発足させました。現在、メンバー数は世界130ヵ国で12万人を超えています。
これまでとは違う、挑戦の一本

今回、そんな熱いファンたちをイメージした、黒い羊のように型にはまらない個性を持ち続ける限定品が誕生しました。アイラ島で毎年5月末から開かれるウィスキー・フェスティバルに合わせて発売されます。
この限定品には、アードベッグでは初の試みである、ニュージーランド産ピノ ノワールの赤ワインの樽が使用されています。このベリー系の果実味が、アードベッグ特有の煤やスモークの風味と合わさって、深みのある味わいを織りなします。
ニュージーランドは人口よりも羊の頭数が非常に多い(約7倍)など、アイラ島と共通点が多いことでも知られています。挑戦ともいえるアードベッグ史上初の真っ黒なボトルは、ニュージーランドに生息する黒い羊と黒ブドウをイメージしたものです。

商品名:アードベッグ ブラック
発売日:2020年5月30日(土)※数量限定
希望小売価格:1万3800円(税抜)
容量:700㎖
アルコール度数:46度 ノンチルフィルター
<TASTING NOTE>
香り
ベリー系のフルーツを使ったイギリスの伝統的なサマープディング、杉の木、シガーの箱、スモーキーなジャムのタルト、オーク樽のタンニン、トリュフのアロマ。加水すると、ビターチェリーの濃厚な果実香や塩の香りが開き、芳しいスミレの香りへと変化します。
味わい
ベルベットのようになめらかな口当たり。塩味と甘味、アニスと煤、といった対照的なフレーバー、そして夏の果実(チェリー、イチゴ、アプリコット、洋梨)、ペイストリー、ケーキミックス、ダークチョコレート、ビターチェリー、アーモンドの豊かな風味が複雑に調和します。
余韻
煤っぽいスモーキーな余韻が長く続きます。
ボトルの箱にはアードベッグのマスコット犬「ショーティー」が潜んでいます。それを探すのも、この限定ボトルの楽しみの一つです。
アードベッグファンの方も、初めて挑戦する方も、この究極のアイラ・モルトを嗜まれてみてはいかがでしょうか。
Text:FORZA STYLE

アードベッグ ブラック 1万3800円(税抜き)700㎖ 46度 ノンチルフィルター


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