冬場のオシャレの幅を広げてくれるアイテムといえば、なんと言ってもストール。
寒さを防ぐだけでなく、スカーフのように上品に巻いてドレープを活かしたスタイルを楽しめるのが醍醐味です。実際はどんな場面で、どんな風に使っていいかわからず、タンスの肥やしになっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ブラッド・ピット先生からお洒落なストールコーデ術を学びたいと思います。
ビジネスシーンでスーツの上にブラックコートを着こなす場合、どうしても重たい印象になりますよね。そんな時に役立つアイテムが、カラーストールです。
ブラッド・ピットのように、オールブラックのコーディネートに、プラムカラーのストールをサラリとフロントに巻くだけで、一気にあか抜けた印象に。ブラックコートのお洒落さを左右するストールは、スーツでいえば、ネクタイのようなもの。ストールの色選びは、あまりコントラストをつけないことがポイント。
例えば、深めのカーキやボルドー、ネイビー、ブラウンなどトーンを抑えることで、ストールだけが悪目立ちせず、上品に個性をプラスすることができます。
光沢のあるネイビーカラーのタキシードスーツにホワイトシャツ。フォーマルシーンで見られるベーシックな着こなしのブラッド・ピット。ネクタイ代わりにシルクストールを投入するのがこのコーデのポイントです。
ストールを加える最大のメリットは、大胆に立体感を演出できる点。垂らし巻きの左右長さを微妙に変えることでリズムを出し、ラフな印象をあえて出すことで、粋な着こなしに繋がるのです。使いこなすには慣れが必要なアイテムですが、バッチリ決まれば、お洒落度が段違いにアップ。ブラッド・ピットらしい高度なテクニック、ぜひチャレンジしてみてください!
Text:Satoshi Nakamoto