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あなたのナルシスト度をチェック! 自分大好きな人のあるある8選

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自分大好きもほどほどに!

突然ですがみなさん、自分のことは好きですか? この質問に「イエス」と答えられる人は、もしかしたらナルシストかもしれません。しかし、「ノー」と答えた人もまた、実はナルシストという可能性があるのです。

英語圏で用いられる「ナルシシスト」や、精神医学で使われる「自己愛性パーソナリティ障害」という専門用語もありますが、今回は日本で一般的に「ナルシスト」と言われる人の特徴についてご紹介します。いくつも当てはまるあなたはナルシストの可能性大! ただ、ナルシストは必ずしも悪いことではなく、適度にナルシストの人はむしろ仕事で成功しやすいのです。

自分大好きすぎて周囲にウザがられていないかセルフチェックして、成功をつかみ取り尊敬を集めるタイプのナルシストになっちゃいましょう!

目次

■自信たっぷりなだけがナルシストじゃない! 2つのタイプ


 ①誇大型・尊大型ナルシスト

 ②脆弱型ナルシスト

■ナルシストあるあるをチェック! いくつ当てはまる?


 ①まるで芸能人のように自意識過剰

 ②根拠はないのに自信まんまん

 ③傲慢で自己中心的

 ④自慢したがりでキメキメ

 ⑤鏡と自撮りが大好物

 ⑥物欲が強くファッションにこだわる

 ⑦店員に横柄な態度を取る

 ⑧他人を大げさに褒める

■ナルシストを活かして成功をつかむ方法

■ナルシストな自分をうまくコントロールしよう

自信たっぷりなだけがナルシストじゃない! 2つのタイプ

実は、ナルシストの傾向は人間誰しも少しは持っているものだと言われています。その度合いが人に比べて強すぎると「あの人はナルシストだ」と思われてしまう、というだけのことなのです。しかも、謙遜を美徳とする日本人には特にナルシストを必要以上に敬遠するきらいがあります。

とはいえ、「ナルシスト」と聞いて思い浮かぶイメージ以外にも、実はナルシストの特徴に当てはまるタイプがあります。ここでは大きく2つのタイプに分類されるナルシストについて見ていきます。

①誇大型・尊大型ナルシスト

このタイプは、一般的なナルシストのイメージとほぼ同じと言ってもいいでしょう。自信たっぷりで、自分は他の人とは違う特別な存在だと感じ、少し悪口やイヤミを言われたくらいではまったく歯牙にもかけません。常に人の上に立ちたい、自分の思い通りに人を動かしたいという支配欲や独占欲が強く、目立ちたがりです。

ただ、真面目で社交的、他人への共感力が強い一面もあり、リーダーシップとストレス耐性を人一倍持ち合わせているという特徴もあります。社会的に成功している人物や歴史上の偉人にも、誇大型・尊大型のナルシストは多いと言われています。

他人が成功したら嫉妬しますが、それをポジティブな力に変えて自分が努力し、いつか超えてやろうと思う「称賛型ナルシスト」でもあります。

②脆弱型ナルシスト

このタイプは自己肯定感が低く、一見するとおとなしく目立たない人なのですが、注意深く探ってみるとナルシストという少々厄介なパターンです。ナルシストに共通する、自分を特別視する傾向や特別扱いされたいという願望は持ち合わせているのですが、それに能力が伴っていないため、周囲からの評価が得られず自信を持てないのです。

脆弱型ナルシストが人の注意を引きつけるためには、犠牲者のように振る舞って同情を集めるしかありません。「どうせ自分なんかが何をやっても認めてもらえない」といったかんじで、同情を買うような言動をします。また、人に失望されたくないという思いが強く、失敗してもいいように保険をかけ、言い訳を作っておきます。テスト前日に勉強してないアピールをするなどが典型的ですね。

それから、おとなしい中にも大きな野望や高い理想を抱いているのも特徴です。自分はこんなもんじゃない、もっとすごいことを成し遂げられるのだと信じているのです。親しい相手には自分の話ばかりしたがるというのも、ナルシストの傾向によるものです。

称賛型とは違い、他人が成功すると妬んで敵意を抱く「対抗型ナルシスト」でもあり、自分もがんばって成功しようとするのではなく相手の足を引っ張ろう、という思考に陥りがちです。

ナルシストあるあるをチェック! いくつ当てはまる?

ナルシストにも2つのタイプがあることがわかったところで、ナルシストによく見られる特徴を挙げていきます。そのうち自分はいくつ当てはまるか、または身の周りの人のナルシスト度はどのくらいかチェックしてみましょう。

①まるで芸能人のように自意識過剰

自分は特別な存在だという意識が強いナルシストは、自意識過剰になりがちです。たくさんの人が自分に注目しているに違いないと思っているため、人からよく見られようと見栄を張ったり、オーバーなリアクションをとったり、一挙一動に不必要なほど気を配ったりします。

SNSでもその傾向は顕著で、レストラン顔負けの手の込んだ手料理や休日のたびに旅行している海外での写真をアップしたり、他人に話すほどのことでもない内容まで書き込んだり、まるで芸能人のアカウントのよう。

②根拠はないのに自信まんまん

自信を持つことは悪いことではありませんが、根拠のない自信はときに「勘違い」と呼ばれます。決して人と比べて優れているわけではなく、客観的な評価を得ているわけでもないのに、ただひたすら自信だけがあるというのがナルシストの特徴です。自信がある項目は外見だったり、おもしろさだったり、仕事の能力だったりとさまざまです。そして自信のあるポイントに関しては特に周囲への優越感を持っています。

恋愛に関しても自信があり、自分のことを好きにならない相手などいないと思っていたり、よく目が合う程度で自分に気があるんじゃないかと思い込んだり、モテていると信じて疑わないなんてこともあります。

③傲慢で自己中心的

いわゆるオレ様キャラで、周りが自分に合わせて当たり前という傲慢な思考の持ち主はナルシストに多く、それが原因で周囲に疎まれることもあります。本人にとっては普通にしていることだったり、何も疑問を抱かずそう振る舞っていたりするケースがほとんどなのが厄介なところです。

何か予定を決めるにしても、相手はおかまいなしで自分の都合ばかり優先し、自分の用事に人を付き合わせておいて自分は相手の用が済むのを5分も待ってあげない、なんてことも。人の話を遮ってまで自分の話をしてきたり、食事や映画などで何の相談もせず自分の行きたい場所を選んだり、とにかく自己中心的な言動が目立ちます。目的達成のためなら他人を利用することもあります。

④自慢したがりでキメキメ

何かにつけて注目を浴びたいナルシストは、よく自分の自慢話や自分語りをします。会話の中心には常に自分がいる状況にしたいので、自分の過去の栄光や仕事の経歴、恋愛遍歴や有名人と知り合いであることなど、自慢できそうなことならなんでも話したがります。自分が興味のない話は聞かずにすぐ中断させてまで、自分だけ詳しいことをしゃべって博識ぶる、という人もいます。

また、まるでマンガやドラマのキャラクターのような決めポーズやクサいセリフでカッコつけたり、すべらない話や鉄板ギャグとして何度も同じネタをいろんな人に語ったり、物語の主人公気取りで振る舞ってしまうこともあります。

⑤鏡と自撮りが大好物

特に自分の外見に自信があるナルシストは、身だしなみチェック以外にも鏡を眺めてしまいがち。1日に何度も、または長時間鏡を見てはうっとりしています。髪型にも必要以上にこだわり、人といるときも無意識に髪の毛を触ってしまいます。

自撮りも大好きで、友達といるときに自分がいちばんよく写る角度とタイミングで撮るのはもちろん、自分1人のときでもバッチリ決めたポーズで撮って、それをオシャレに画像加工してSNSにアップします。アイコン画像も自分の「盛れた」ショットを使っています。

⑥物欲が強くファッションにこだわる

自分の収入に見合わなかろうと、何に関しても最新のものや高級品を所有したがるのはナルシストのひとつの特徴です。持ち物で自分のステータスをアピールしたがるのに加え、店員に乗せられるといい気になって予定にないものまで買ってしまうので、予算オーバーになりやすいです。

奇抜でファッションモデルが身につけているような服やアクセサリーも、似合っていればいいのですが、ただ自己アピールのために選んでいるという場合は本当にオシャレな人とは言えません。自分のことを客観的に理解し、自分をいちばんよく見せてくれる=似合う服をチョイスするのがファッションセンスのある人であり、芸能人の真似をすればいいというものではないのです。

⑦店員に横柄な態度を取る

飲食店の店員やコンビニのレジ打ちバイト、タクシーの運転手などのサービス業や接客業をしている人に対して、威張ったり偉そうな口の利き方をしたりする人もナルシストの中にはいます。他人を支配したいという願望が強く、自分の言いなりになる弱い立場の人に対して横柄な態度で接してしまうのです。

「お客様は神様」という考え方自体が日本特有のものとも言われますが、この言葉は商売をする側がお客様に尽くそうという心がけを表すものであって、お客様側だから店員に対して何をしても許されるというものではありません。あまりよくない態度を取っている自覚がある場合は注意しましょう。

⑧他人を大げさに褒める

他人によく思われたいナルシストは、他人を褒めていい人だと思わせたり、相手に必要とされたいと思うあまりお世辞を言ったりすることがあります。また、相手を褒めることで自分も褒めてもらえる可能性もあるため、自分が外見を褒めてほしい場合であればまず相手の外見を何か褒めるなどといったこともしてしまいます。

特に恋愛において意中の相手には「君は何もかも素晴らしく完璧で理想の人だ」というように、相手を喜ばせるだけでなく「そんなに好きでいてくれるなら……」と振り向かせるためにも、かなりオーバーに褒めるのです。

ナルシストを活かして成功をつかむ方法

チェックリストで当てはまった項目がたくさんあればあるほど、ナルシストの傾向が強いと言えるでしょう。しかし、ナルシストであることそれ自体はダメなことではありません。あまりに自己中心的であったり、他人の気に障るような態度や行動を取ったりすることがNGというだけのことです。

ナルシストであるがゆえに必ず嫌われるということはなく、その長所を活かしていけばむしろ成功者になることができます。そもそも、誰にも嫌われない人というのはごくまれで、例えば出世したり大金持ちになったりといった成功をつかめば、誰かしらに妬まれてしまうのはしかたのないことともいえます。

自信やリーダーシップがある人は魅力的でもあり、人の上に立って統率する立場の人間になるためには、そのような人を惹きつける求心力やカリスマ性が必要となります。何か物事を決めるとき、優柔不断で部下に意見を求める上司より、自信たっぷりで「こっちだ」と言ってくれる上司のほうについていきたいと思うのは当然のことです。

他人の信頼を得るには、あまりに過剰な自己愛は慎まなければなりませんが、向上心を持って努力する姿勢や他人に褒められるような振る舞いはある程度必要不可欠でしょう。これはナルシストの得意分野です。ナルシストを直そうとするよりも、自分の特徴を活かしてみるのがよいでしょう。

まとめ

かの有名な英雄・ナポレオンも、ナルシストであったと言われています。彼はもともと自己肯定感が低く、それを隠すために尊大な自分を演じていたのだそう。自信家で強気なカリスマは、ときに後世に名を遺すほどの影響力があるのです。

歴史上の偉人とまではいかなくても、仕事で出世して職場で一目置かれる存在になることなら誰にでもできる可能性があります。もともと上昇志向が強く自己顕示欲を人一倍持っているナルシストならなおさらです。自信を本当に実現する努力さえあれば、成功は簡単に手に入れられるでしょう。

人を不快にさせる言動をするとすればいただけませんが、自分を好きなのはよいことです。自分を愛せない人間に、他人を本当に愛することはできないからです。自分のよいところを理解し、それを否定することなく受け入れ、自己を大切にするのは、当たり前かつ大事なことです。

大人になると、周囲の目が気になって謙遜したり、過剰に卑下してしまったりする人が多い中、自分をきちんと認められるナルシストは強みにもなり得ます。その強みを存分に発揮できるよう、自分がナルシストであることを知ったうえで活かせる人でいられればよいですね!

Photo:Getty Images
Text:N.M



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