ローテク最新モデル「ANDY(アンディ)」の魅力
今年の夏、主役となったのは90年代に流行したレトロな顔立ちのスニーカー。特にトレンドアイテムとして注目されるのは、ボリュームのあるソールが特徴的なダッドスニーカーと呼ばれるもの。先日ミラノに行った際もかなり履いている人が多かったです。
若者中心に、個性的なデザインのスニーカーブームが続く中、一方でコンサバな大人がベーシックに履けるデザインを求める声も多数。特に秋冬は、ジャケットやコートなどドレスアイテムを休日に取り入れやすいため、足元だけやたらストリートすぎるとチグハグな印象になりやすい為です。
そこでオススメしたいのが、サンローランの新作スニーカー『ANDY(アンディ)』。スケーターシューズからインスピレーションを受けたローテクなデザインと、手間がかかるヴァルカナイズド製法を掛け合わせています。サイドにゴールドでサンローランのロゴが控えめにエンボスされているのがキモ。この必要以上に主張しないシンプルなデザインが、大人の魅力を引き出してくれる良い塩梅なのです。
アッパーに使用しているカーフレザーは、非常に柔らかで足に馴染みやすく、フルフラットのラバーソールとも相性抜群。スニーカーながら上質なドレスシューズを彷彿させ、ジャケットやコートとMIXしても全く違和感がありません。黒ライダースに黒スキニーやテーパードを効かせスラックスと合わせた都会的な黒スタイル、通称「アーブラ」(※アーバンブラックの略)を楽しむのがFORZA流気絶スタイル。流行に左右させず、年中使い回せるアンディは今季ヘビロテ決定の一足です。ぜひお試しアレ!
Photo:COURTESY OF SAINT LAURENT
Text:Satoshi Nakamoto
【問い合わせ】
イヴ・サンローラン
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