『FORZA STYLE』では、シンプル＆ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、コロニアルカラーのジャケットを大人に着こなす鉄板コーディネートをご紹介したいと思います。
LESSON188 コロ二アルカラーのジャケットを最速でお洒落に着こなす方法
©gettyimages昨年の春夏頃から継続して人気のあるコロニアルカラーとは、”コロニー（＝植民地）”から名づけられたもので、ベージュやカーキなどの淡い色みの総称。特に、ミリタリーの雰囲気を醸し出すカーキのテーラードジャケットは、上品さと力強さを感じさせる40男に最適な一着で、スタイリッシュに着こなせれば、どんな女性からも好感を持たれること間違いなしです。
そこで今回はコロニアルカラーのジャケットを時短でお洒落に着こなす方法をモデルのヨハネス・ヒューブルから学びたいと思います。
ヨハネス・ヒューブルが着こなすのは、落ち着きのあるグレーかかったカーキのテーラードジャケット。玄人向けなかなり難易度の高い色ですが、全く問題なしという涼しい顔でサラっと着こなしている姿は、さすがのひと言です！
着こなしのポイントは、ジャケットを浮かないように見せる計算された色合わせにあります。まずは、インナー選びから見てみましょう。グレーのタートルニットをチョイスしていますが、ジャケットの色とトーンが合っているため、一体化しているかのように馴染んでいます。
パンツもミディアムグレーを選び、トーン・オン・トーンでインナーと繋げているのがポイントですね。コーディネートに黒を一切使わないところがキモで、カーキの柔らかい印象を引き出し、知的さと大人の余裕を醸し出すことができています。コロニアルカラーの色合わせは、これくらい地味でいいんです、地味で。
足元にはスマートなラストのブラウンローファーを加えれば、ヨハネス流エロサバ（セクシーなコンサバ）スタイルの完成です。アイテム数が少ないのでやってみると凄く簡単！ しっかりアイテムの色を見極めれば、誰でも時短でコロニアルカラーのジャケットを攻略できます。ぜひ、新年会や年始のデートでチャレンジしてみてください！
Text：Satoshi Nakamoto
【ヨハネス・ヒューブルのように装うならこんなアイテムがオススメ】
ニット 9万2000円（税抜）／クルチアーニ
トロトロで実にしなやかです。カシミアとシルクは機能的にも優れている素材で、こちらは薄手ですが保温性や吸湿性が抜群。また、微光沢があり良い意味で季節感を感じさせない編み地は、ウール100%の物よりも長い期間着用できます。
パンツ 2万9000円（税抜）／PT01
PT01のラインナップの中で最もスリムな"SKINNY FIT"。シャープなヒップライン、フィット感あるシルエットが美しく、他ブランドの追随を許しません。高いストレッチ性を誇るコットンギャバ素材、ガーメントダイによるドライなタッチが、快適な穿き心地をもたらす1本です。
シューズ 7万円（税抜）／パラブーツ
世界で唯一、自社でラバーソール生産を行うシューメーカーとして名を馳せており、そのクオリティーの高さは折り紙付き。履き易さと堅牢さを兼ね備えた素晴らしいラバーソールシューズです。
