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FOOD 昭和なアニキのアニ散歩

【男呑みコーデ】おでんには、リーバイス519のピケパンが似合うワケ

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おでん食べ歩キゼツするなら砂銀商店街の「増英蒲鉾店」

夏は、ショートスリーブのカットソーばかりになりがち。とはいえ、暑くても気分の上がる着こなしをしたい。そんな時にTシャツとボトムスを同系色にすると、こなれたダンナ感が出るもの。ポケTとリーバイス519のピケパンツをネイビーにして、足元をレザーブーツでハズし、昭和な商店街へ食べ歩きに行くことにした。

今回は、砂町銀座商店街は、都内でも奇跡的にリアルな昭和が残っている希少なスポットに向かった。

意味不明なロゴがグッとくるキャップは、昭和オヤジ達のマストアイテム。いつか孤独の試着でもしてみるかな。

食べ歩きは、その場で少し食べ欲張りせずテイクアウトするべし。その方がいろんなものを楽しめるからだ。「松ばや」の煮たまごは味がしっかりと染み込んでいて、つまみにも合う絶品。5個買ってその場1個だけ食べてみる……強烈に美味い!

アーケードがなく商店街の道が狭いところも趣がある。

ここも外せないやきとりの「おか田」。

テイクアウトだけでなく、その場で焼いてくれるので、店先で立飲みもできる。タッパに入れて会計するシステムだ。ボンジリとカワをつまむ……美味い!

砂銀のランドマークでもある老舗の「増英蒲鉾店」で、食べ歩きメインディッシュのおでんを食らう。

夏におでん?それでいいのだ。逆に夏こそおでんを食ってくれ。

やっぱり、ワブだな。衝撃の30円!皿はないので串刺しで食べる。それも技術のうち。

出汁が染み込みまくったお前が強烈に美味い!

たまごも串刺し。さらに衝撃の50円!カラシはお願いすると、こんな感じでくれる。皿はないから、それでいいのだ。

最後は名物の中華揚げ、安すぎる衝撃の80円!

こいつは、ここでしか食べることができない砂銀の食べ歩きマストな絶品おでんだ。

ピリカラで強烈に美味すぎる。食べあるキゼツ……砂銀昇天!シャキシャキ野菜の練り物にこの出汁はマジでヤバい。

テイクアウトはビニール袋。それでいいのだ。基本的にこれが砂銀スタイル。

デザートにアンデスのハムカツをサクサクガブリ。3枚テイクアウト決定だ。ここで歩きながら食べると妙に美味い。

煮たまご、焼き鳥、おでん、ハムカツで腹がパンパンだ。本当はここで食べたい「梅むら」の塩うどん。

しっかりこれもテイクアウト。うどんの出汁もビニール袋でいいのだ。うどんの麺はもちろん、塩味の出汁がクセになり強烈に美味い。

やはり食べ歩きは楽しい。その場で食べる美味さと、テイクアウトして家で飲みながら、つまむ美味さのダブルで気絶してくれ。

再開発で消えていく昭和な商店街は、残っているところでも諸事情からチェーン店が多くなってきている。

商売を継続することは大変なことだ。デイリーで利用する地元民ではない俺にも、優しく接してくれる砂銀のあたたかい人たちの笑顔は心も満たしてくれる。

人の気持ちがこもった手作りの味と、古き良き商店街でしか感じることができないものを、これからもできるだけ多くの人に伝えていきたい。

リーバイス519のピケパンツ。股上が浅く、細身にテーパードしたシルエットは、リーバイス ヴィンテージ クロージングならではの逸品。定番のオフホワイトの他にブラックとネイビーも愛用している。

Photo & Text:Eiji Katano

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今回のアニキおすすめの店


「増英蒲鉾店」
東京都江東区北砂4-24-5
03-3644-5347
https://tabelog.com/tokyo/
A1312/A131202/13127445/

営業時間  11:00~18:00  
  定休日 月曜日

プロフィール


片野英児(かたのえいじ)
昭和とメンズ服飾を愛してやまない1968年生まれ。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島。



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