天候に左右されずにチェックイン!駅直結型ホテル
京都駅は、初めて降り立つ人にとってはまるで巨大迷路。広すぎる構内はいつも人で溢れ返り、ひとたび方向を間違えば、長い距離を歩くハメになるのです。
そんなトラブルも一切関係ないのが、今回ご紹介する「ホテルグランヴィア京都」。新幹線中央改札口を右に出てエスカレーターを上がり、
さて、駅の喧騒に背を向けて館内に入ると、一転して落ち着いた空気に包まれ、
滞在中、わからないことはコンシェルジュにすべてお任せください。このホテルのチーフコンシェルジュは、国内でたった27名しかいないレ・クレドール ジャパン(フランスで発足した伝統あるコンシェルジュ組織の日本支部)の正会員であり、予想を超えた感動の対応をしてくれると評判なんです。ちなみに彼女は生粋の京都人なのだそうで、はんなりとした控えめな立ち居振る舞いにも癒されそうですね。
黒をアクセントにした客室は、洗練されたシンプルさと心地よさが魅力。以前、ここに宿泊していた友人の部屋を訪ねたことがあるのですが、根が生えてしまい帰りたくなくなったのをよく覚えています。
至便かつラグジュアリーなホテルとなると問題はお値段ですが、意外にも公式ホームページにある早割プランや18時以降チェックインプランなどを利用すれば、スーペリアツインのお部屋でも1万2,000円台から泊まることができるのです。「グランヴィアが!?」と、京都出身の私でも目を疑いました。
おまけに宿泊客は館内にあるフィットネス、ジャグジー、プールを1,080円(税込)で利用できるというのですから、驚きです。プールサイドではマッサージも受け付けており、全身マッサージでも3,240円(税込、完全予約制)と、こちらも格安で極楽気分を味わえます。知らないって本当に損なことだな…と、しみじみ思いました。
こちらにあるレストランは、帰省する度に本当によく利用します。老舗料亭や鉄板焼き、バイキングなどなど、さまざまなジャンルの店が数多く揃っており、味や雰囲気など、どこも秀逸。接待にも最適ですよ。
また、ホテルの隣にある「ジェイアール京都伊勢丹」の地下食品売り場は京都の美味の宝庫ですので、時間があれば立ち寄ってみてください。特に麩嘉(ふうか)の麩まんじゅうを初めて食べたときの衝撃は今でも忘れられません。笹の香りに包まれたみずみずしいもっちり生麩と、甘すぎない餡のハーモーニーを是非お部屋で味わってみてはいかがでしょう。
もし余裕があれば、館内の随所にある1000点以上のアート作品にも目を止めてみてください。まるで美術館を訪れたときのように心を鎮めてくれます。このホテルは8年連続ミシュラン4パビリオンを獲得しており、「最上級の快適さ」であると評価されています。この快適さが「ゆとり」を生み出し、あなたの出張をさらに成功へと導いてくれることでしょう。
Text:Kumi Koyama
【問い合わせ】
ホテル グランヴィア 京都
京都市下京区烏丸通塩小路下ル JR京都駅中央口
075-344-8888
http://www.granvia-kyoto.co.jp/
【参考料金】
スーペリアツイン(シングルユース) 1万2,400円~(税・サ込)