ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE

ライカの新アンテナショップ。「エンツォショップ・カナザワ/ギャラリーエンツォ」が好発進!

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

各界のクリエイターが早くも絶賛! 古都・金沢から発信する新しいライフスタイルの提案とは?

北陸3県の政治・経済の中心地としての機能を担う石川県の金沢市は、江戸時代は「加賀百万石」と呼ばれる城下町として栄え、日本三大名園のひとつである兼六園、数々の伝統工芸などの文化が息づく古都として親しまれています。

先月、この街とLeica(ライカ)との間に、極めてユニークな接点が誕生しました。

次の10年へ向かう新たな挑戦として、ギャラリーを併設!

10月15日(土)にオープンした「Enzo Shop KANAZAWA/Gallery Enzo(エンツォショップ・カナザワ/ギャラリーエンツォ)」は、ライカカメラジャパン正規特約店でありながら、ヴィンテージのプロダクトまで取り扱うユニークな商品構成、さらには写真のギャラリーを併設する新しい業務形態のショップとして、早くも話題を集めています。

オーナーの中井一成さんは、各界の著名人や専門家を含む、多くのコレクターが信頼を寄せるヴィンテージライカ、ヴィンテージロレックスのディーラーとして、国内外で広く知られています。独立から10年目を数える、節目の今年。新たなチャレンジの一環として、このショップ兼ギャラリーをオープンさせました。

「長年の夢だった写真(オリジナルプリント)を取り扱うギャラリーを運営したく、色々な方々のご支援をいただきオープンにたどり着けました。独立してから、ちょうど10年、今までお世話になった方々に金沢の新店舗を通して、恩返しをしたいという思いが一番でした。お客様はもちろん、お取引先様、写真家の方々、海外のディーラー、バイヤー、オークションサイトと、みんながハッピーになれる様に、この先10年頑張ろうと」。

店名からもわかるように、「エンツォショップ・カナザワ/ギャラリーエンツォ」の特色であり、顔であるギャラリーのスペースは、美術館のような緊張感のある空間である一方、その目的は、作品の展示というよりもむしろ販売にあるのだと、中井さんは語ります。

「この10年、ヴィンテージライカの販売を通じて感じていたことは、日本の写真文化・環境が世界レベルからかなり遅れている感じがして。写真は当然撮って楽しみ見て楽しむという二面性がありますが、残念なことに、写真を購入して自宅などに飾って見て楽しむ、という文化が浸透していなくて。写真を買う・飾る・見ることが今後日本で定着して行かないと、クライアントワークを持つ商業写真家は別にして、作家として活動する写真家、もしくはその道を志望する若者が減る一方じゃないかと……。そんな写真を取り巻く状況が少しでも改善できるのなら、たとえ微力でも力添えをしたい。そんな想いをこのギャラリーを通じて訴求していきたいと思っています」。

初回のエキシビションは、ライカとも非常にゆかりが深い世界的写真家集団MAGNUM PHOTOS(マグナム フォト)の正会員であるChristopher Anderson(クリストファー・アンダーソン)のポートレートを中心に展示。全12作品のうち、9作品が今回の作品展のためにエディション15枚でプリントされました。売れ行きも好調だと聞きます。

ちなみに、今回展示された作品は、日本の住宅事情を考慮したサイズでプリント及び額装されていることも特徴として挙がります。

今後は年4回のペースでマグナム フォトの写真展を開催予定。このほかに、隔月でライカを使ったワークショップ、日本の写真家による作品などを展示・販売する予定です。

「世の中に高価なモノは山ほどあるなかで、本当に値崩れしないモノとなると、だいぶ限られてくる。そこには必ず、“資産としての評価”がついて回ります。ライカやロレックスは製品がこれだけ世界中で支持されている理由のひとつがそこにあることは明らかです。一部のアート作品にも同じようなことが言えますが、これに近い感覚で写真が日本の市場で認められるようになれば、写真を買う・飾るという文化が自然と根付いていくのではないでしょうか」。

⇒「エンツォショップ・カナザワ」の店内に並ぶ
ライカ製品を中心とした魅力溢れる商品とは?



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5