時代に流されない、レガシーなコートが登場
ファッショニスタ、干場義雅は何をどう選んでいるのか。編集長のプライベートのお買い物に密着して、お金を上手につかうコツをお伝えする企画「編集長・干場の自腹買い!」
VOL.5は、SANYOの「100年コート」です。
コンセプトは、「世代を超え、永く愛用できるコート」。三陽商会が会社設立70周年を迎えたことを機に開発されたこの100年コートは、普遍的なデザインと、メイド・イン・ジャパンにこだわった手作業が特徴。編集長・干場が唱える「エコラグ」の一品として相応しいアイテムなのです。
青森県にある日本で唯一のコート専業縫製工場(1969年創業)を生産拠点に、ボタン付けや襟付けなど、細かい箇所をベテラン職人による手作業で仕上げています。長年培われた職人の腕があるからこそ、伝統と時代性を融合した付加価値の高い商品を作り出せるのです。
オーダーできるコートのモデルは全部で7型(紳士4型・婦人3型)。この基本ベースの形に加え、表素材の色(4色)、裏地(5色)、ライナー(24通り)、ボタンの種類(11種類)をそれぞれ自分好みに合わせて選ぶことができます。
干場のオーダー仕様
・形(トレンチ・ロング)
・裏地(ベージュ)
・ボタン(黒マット)
・ライナー(ネイビー×ボルドー)
中でも注目すべきは、組み合わせ次第でオリジナル性が高まる裏地です。100年コートのために開発されたという「三陽格子」柄は、歌舞伎の衣裳に使用されている「翁格子」を元につくられた人気のオリジナルチェック。“伝統を守りながら次代へ進化させている”歌舞伎と、“世代を超えて永く愛されること”をテーマとする100年コートのコンセプトが見事に融合した裏地は、ライナーや襟裏として選ぶことができます。

さらに、「100年コート」を購入したお客様に対し、末永く愛用していただくための「100年オーナープラン」というメンテナンスシステムが。修理はもちろん、付属品・裏地の取替え等をおこなうことが可能で、オーナーに有益な情報を発信してくれるのです。※修理や付属品などの取替えは有料となります。
腕時計のように、資産としても次世代に引きつける100年コートは、きっとあなたの価値観を一新してくれるハズです。
Text:Satoshi Nakamoto
P1A93-001(100年コートWトレンチロングパターンオーダー) 14万9000円 (税抜)
【問い合わせ】
三陽銀座タワー
03-5537-6125
http://www.sanyoginzatower.com
パターンオーダー会のお知らせ
三陽銀座タワーでは、9月17日(土)~10月2日(日)