手ぶらで週末を過ごせる鉄板ショーツ
これまでさまざまなモノを試してきた40代。それなりの審美眼が養われた今だからこそ、そろそろ人生を豊かにしてくれるホンモノを買い揃えていきたい。そのようにお考えの諸兄も多いのでは? 玉石混交、数あるアイテムのなかで、今改めて評価したいアイテムとはなんなのか? 我々にとって“アガり”と思える基準は一体どこに設けるべきか? 皆さまの生活の質を上げるモノを厳選して紹介していきます。
出自は鍛治場のワークパンツ。だから耐久性も抜群!
いよいよ夏本番。今年は猛暑、暑いです…。ウィークデーはスーツ、そうでなくても仕事着として節度のあるものを着る皆様。週末くらいは涼しく、ストレスなく、とことん楽に過ごしたいとお思いの方がほとんどでしょう。となると不可欠なのが、ショーツです。そこに細かな理由などはありません、ただ単純に“涼しいから”です(笑)。じゃあ、涼しければなんでもOKかというと、それもちょっと違う。どうせならより良い一本を選びたい。その正解のひとつがpatagonia(パタゴニア)の「スタンドアップショーツ」なのです。
このショーツは、パタゴニアの創業者であるイヴォン・シュイナードが仲間たちと鍛冶場で作業をしていた時、履いていたワークパンツに目をつけて開発された商品。生地の強度が高く、しかもダメージを受けやすいヒップは生地が2重。ポケットの内袋もこだわっていて、ディテールに弱点なし。ゆえにヘビーローテションではき続けてもどこか局所的に破れたりすることが少なく、それこそ30年もこれをはき続けているツワモノもいるのだとか。
レングスが18cmと13cmから選べ、カラバリも豊富です
もちろん、“丈夫だからいい”というだけでは説得材料としては不十分。「スタンドアップ・ショーツ」は2つのレングスが用意され、股下18cmと13cmのどちらかを選ぶことができるのです。今回ご紹介しているショーツは股下18cmで、ちょうど膝上丈といったところ。全体のバランスとしてはすっきりしていて、ゆえにTシャツなどのカジュアルなスタイルにも、襟付きシャツなどのちょっとキレイ目のスタイルにもマッチ。つまり、「着まわし力」という意味でも非常に優れているのです。さらにはカラバリも豊富。レングス・カラー別にバリエーションを押さえておけば、街でもアウトドアでも、夏の週末のほとんどのシーンをフォローすることができます。
そもそも「スタンドアップ・ショーツ」はパタゴニアのコレクションの中でも歴史が深く、40年以上にわたり愛され続けてきたアイテム。まさにショーツにおけるクラシック。今後も時代を超えて愛されるのは間違いありません。それだけ人気のアイテムだけに毎シーズン即売り切れも必至。ピンときた方は、お早めに。
Photo:Yozo Yoshino(TAKIBI)
Text:Jun Namekata(The Voice)
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