神話が残る北京都・丹後の 「食のみやこ」は西日本最大級の道の駅
旅先の「道の駅」で出会う、その土地の産物やおみやげは、旅の思い出をさらに深くしますよね。全国にたくさんある道の駅ですが、その中でも西日本最大級の丹後王国「食のみやこ」はご存知ですか?
ここ北京都・丹後は、その昔地域国家が存在したと伝えられている場所。古墳は約6,000基を数え、日本で初めて稲作を行い、酒造りを伝えたといわれる豊受大神(とようけのおおかみ・食物神)の神話が残るところです。今回はこちら丹後王国「食のみやこ」をご紹介します。

特筆すべきは、従来の「立ち寄り」の道の駅ではなく、日常や仕事を離れてお気に入りの時間を過ごす「滞在型」リゾート志向のある道の駅にリニューアルされたこと。

甲子園球場約8個分の敷地内には、丹後地方の食材を使った数々のレストランやカフェ、新鮮な農産物や選りすぐりのおみやげが揃うお店、漬物教室やパン作りなど食の体験教室、ビールやソーセージ工房などの施設が勢揃い。さらにファミリーで行っても子供が楽しめる小さな動物園や木製アスレチック広場、天然ラドン温泉で癒しの時間を過ごせるホテルに森の散策路や花畑などもあるんです。わざわざここに行きたい!と思えるのも納得です。

そして、ここで作られる自家製造ビール「丹後クラフトビール」は、ラベルのかわいさから、今、話題なお土産。丹後に由縁があることから、歴史や文化を伝える魅力発信のシンボルとなった「丹後七姫」をデザインが描かれ、優しい口当たりとクリアな味わいが特徴です。今後、丹後で作られた「琴引の塩」と、農林水産大臣賞を受賞した最高級ブランド豚「京丹波高原豚」を100%使用した自家製ソーセージをセットにしたギフトセットの販売も予定。お土産選びが益々愉しくなりそうです。
旅行の帰り?いえいえ、ここを目指して行ってもいいくらいな1日たっぷり遊べる「食のみやこ」で、充実した楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
Text:Rina Sohn
丹後王国「食のみやこ」
京都府京丹後市弥栄町鳥取123
営業時間:9:00~22:00(12月~2月の冬季は火曜日定休・時間変更有)
定休日:無休 *飲食店・販売店の営業時間・定休日は各店舗で異なる
入園料:無料
広 さ:34ヘクタール
店 舗:レストラン・カフェ 10店舗
ショッピング 6店舗
施 設:アトラクション 6カ所
動物ふれあい牧場と小さな動物園
年間を通じて楽しめるLED約100万球のイルミネーション
ホテル丹後王国
無料駐車場(600台)
「丹後クラフトビール」
商品名:丹後クラフトビール
メルツェン、ヴァイツェン、ロンドンエール、スモーク、
ピルスナー、マイスター、アンバーエール
原材料:麦芽・ホップ・水・酵母
*マイスターのみ副原料に丹後産コシヒカリなど使用。
*ホップは、アロマホップのみ使用。
アルコール度:5%
仕 様:330mlボトル
1本入り・3本入り・7本入りの化粧箱
価 格:540円(税込)330mlボトル
4,000円(税込)7種類7本セット
【丹後七姫とは】
丹後七姫は、さまざまな時代をしなやかに生き抜いた美しい7人の女性たちです。その物語や伝説は今なお語り継がれています。
羽衣天女
日本最古の羽衣伝説に登場する天女(ゆかりの地・京丹後市峰山町)
細川ガラシャ
明智光秀の娘で、信仰に生きた情熱的な姫(同・京丹後市弥栄町)
小野小町
平安時代の六歌仙のひとりで絶世の美女(同・京丹後市大宮町五十河)
間人皇后
村人に慕われた聖徳太子の生母(同・京丹後市丹後町間人)
安寿姫
山椒大夫の物語に登場する悲劇のヒロイン(同・宮津市由良・舞鶴市)
静御前
源義経に愛された美しい白拍子(同・京丹後市網野町磯)
乙姫
浦島太郎をもてなした龍宮の姫(同・伊根町・京丹後市網野町)
【問い合わせ】
丹後王国 食のみやこ
https://tango-kingdom.com
