ジバンシィ仕様のDS3が今秋登場!
久しぶりにフランス車の話題を。2014年にシトロエンから分割された高級ブランドのDSですが、そのブランドアンバサダーを務めるのがアイリス・アプフェルです。御年94歳にして現役のインテリアデザイナーであり起業家の彼女は、様々にNYのカルチャーシーンに影響をもたらします。
そんなレジェンドな彼女の生涯を描いた映画「アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー(邦題)」が公開されています(上映期間は要確認)。監督はドキュメンタリー映画の巨匠、故アルバート・メイズルス。
映画好きの方ならご存知でしょうが、この監督はローリング・ストーンズやジャクリーン・ケネディなど数々の大物を撮影。あの「勝手にしやがれ(邦題)」の監督ジャン=リュック・ゴダールにして「最高のアメリカ人カメラマン」と評していたとか。
DSのブランドアイデンティティは「アバンギャルド」ですから、これほどふさわしく、また発信力のある文化人はいないでしょう。そんなアプフェル女史と新型DS3(2016年6月1日発売)の動画をリンク(記事最下部をご参照ください)しましたので是非ともご覧ください。
ここでDS3の話題をさらにひとつ。実は9月になるとあのジバンシィとコラボレーションした限定モデル「DS3ジバンシィ ル メイクアップ」が発売されます。
ボディカラーはオパランホワイトという特別なホワイトパール塗装。ルーフは濃紫のウィスパーで、ドアミラーとセンターキャップが同色。カブリオモデルはウィスパーのアーチにブラックのソフトトップというコンビネーション。なんともオシャレな1台です。
インテリアはダッシュパネルをピンクアルマイトとし、ドライバーの顔への反射効果を狙っています。無論、運転を妨げるものではありませんが、わかりやすくいうと、ほんのりと自然に表情を明るく見せる効果があるのだそう。
センターコンソールを開けると、そこには特別にあつらえた仕組みが。ジバンシィのコスメティック「ル メイクアップ」シリーズのマスカラ、フェイスパウダー、リップスティックが専用トレイに収まります。

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上質なナッパレザーのシートは標準装備。クレッシェンドバサルトブラックとホワイトのシートはオプション設定。インテリアはラグジュアリーな空間そのものです。ちなみに搭載するエンジンはエコな1.2リッターのターボ。
この「DS3ジバンシィ ル メイクアップ」は世界限定1400台です。今のところ価格と日本割当台数の発表はありませんが、フランスを代表する2大ブランドにパーソナライズされた特別仕様車は何者にも代えがたい魅力があります。
今後の“仕掛け”が気になるところですが、オシャレなライフスタイルを送られる皆さんには必ずチェックして欲しいDSブランドなのです。
Text:Seiichi Norishige
参考価格:DS3 259万円~304万円(標準車)
プジョー・シトロエン・ジャポン
0120-55-4106(シトロエン コール)
■Nouvelle DS 3 : le style comme ligne de conduite