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錦織は、ジョコビッチに勝てるのか テニスの神様の肉声

83歳にして、いまだ意気軒昂な男である。背骨こそ少し曲がっているが、眼光の鋭さも口調も全く衰えていない。

今回、我々FORZA STYLEは世界初となるテニス専門のアカデミー「ニック・ボロテリー・アカデミー」を創設し、錦織圭の育成にも大きく寄与したニック・ボロテリー氏に独占インタビューをすることができた。つい先日、マイアミ・オープンの決勝でノバク・ジョコビッチに敗れたばかりの錦織圭だが、氏の目にうつった錦織の第一印象はどうだったのだろうか?

「初めて我がアカデミーに来た時のケイ・ニシコリは、とにかく無口でシャイだった。もちろん、英語がわからなかったということもあるだろう。ただ、長年の友人でもある盛田正明氏がたっての希望で送り込んできた選手ということもあり、注視しているとモノが違うということはすぐにわかったよ。そこから私も含めた育成チームが十代後半から二十代のはじめにかけて徹底的に鍛え上げてきたということだ。ケイが特に秀でているのは、目と腕の相関関係だ。これだけは、もって生まれたものとしか言いようがない

ボロテリー氏は、錦織の才能に賛辞を惜しまない。

米国で氏のアカデミーを分析した修士論文がある。この論文において、著者はアカデミーの歴史を「草創期」「黄金期」「衰退期」の三つに分けて論じている。「衰退期」とは2003年以降の約十年間、世界トップ10に加わる選手が出てこなかった時期をさす。つまり、錦織圭が全米オープンで決勝に進出し、世界ランキングベスト10に加わったことにより、アカデミーは第四の「再興期」に入ったということだ。錦織圭は日本のみならず、氏のアカデミーの歴史においても特別な存在なのだ。 「特別な存在」といえば、アンドレ・アガシの存在を欠かすわけにはいかない。

 「あいつの自伝は一行も読んでいない。今後も読むつもりはない。アンドレの人間性は直に触れて誰より知っているからね。最初に電話してきたのは父親だった。テレビの特集を見たらしい。私も名前は知っていたから、とりあえず半分の奨学金を提供することにした。でも、一目見てすぐに半額奨学金の小切手を破り捨て、全額奨学金を提供したよ

NEXT⇒錦織がジョコビッチを追い越す秘訣とは…



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