アル・カポネの愛したバー「OHIO CLUB」で至福のひとときを
ごきげんよう、makikoです。
前回のニューオリンズから少し足をのばして…ミシシッピ川流域のアーカンソー州ホットスプリングスへやって参りました。
アーカンソーへはニューオリンズからなら車で7時間、成田からならシカゴ乗り換えでリトルロック空港(Arkansas州)へおよそ12時間で到着です。
こちらはビル・クリントンの出身地であり、その名の通り、アメリカ屈指の温泉地。伝統を感じる温泉が立ち並ぶリゾート感ただよう土地でございます。

その昔はかの有名なマフィア、アル・カポネも湯治に通い、その後はジョー・ディマジオをはじめ有名なスポーツ選手たちの癒しの場として広く知られるようになりました。
ぬるめの温泉に長時間つかり、さらにゴッドハンドマッサージで癒されたあとは…”大人の時間”♡
メインストリートでひときわ雰囲気を醸し出していたバーへ飛び込んでみました。

「OHIO CLUB」はアル・カポネの時代から社交場として愛され、当時は2Fのカジノ場(今はバンド演奏を楽しめるレストランになっています)でアル・カポネたちがカジノを興じていたそう。

こちらの「ロールス・ロイス」というビンテージのブランデーを使用したシグネチャーカクテルはぜひ味わっていただきたい一杯です。
また、日本では入手困難なケンタッキー州のバーボン「KNOB CREEK(ノブクリーク)」を贅沢に使用した「マンハッタン」もおすすめ!ガツンとパンチのある香り高いバーボンで一気に酔えます(笑)。

これぞ古き良きアメリカ!と言わんばかりの店構えと渋いバーテンダー、そしてカウンターでひたすら杯を重ねる恰幅のよいアメリカンたち…慌ただしい日常を忘れるには絶好のスポットといえるでしょう。
yelp! やTrip Advisorもいいけれど、気になるお店に突撃!がやっぱり楽しい。
私が思う旅の醍醐味ってこういうことなんです。
cooperation: ミシシッピ・リバー・カントリーUSA
text & photo: makiko