パリでデビューした
岡山産デニムのブランドとは？

海外の高級ブランドや世界中のデザイナーがこぞって注目し、製品の質の良さから海外での評判が高まっている岡山産のデニム生地。そのデニムを使って昨年9月にパリでデビューした話題のブランドが、2016年春夏コレクションと2016-2017秋冬コレクションを日本で発表しました！

AIZOMÉ1 ENVIRODENIM ®（アイゾメイ・エンヴァイロデニム）です。

このブランドの特筆すべき点は、ベーシックで最高峰のクオリティをもつデニム地はもちろん、ペットボトルを再生して作られたポリエステルの糸を利用したシルクシャンタンのような光沢を持つ生地、柔らかさと丈夫さを同時に併せ持つ武道や武術などに用いられる道着など、岡山で生産された素材をすべて本藍で丁寧に染色し、コレクションに用いています。

さらに、AIZOMÉ1のコレクションはグローバルなチームワークのもと、作りあげられており、デザイナーはディオールやランバンでの豊富な経験を持つフランス人、アレクサンドル・ミエル。生地はすべて岡山県で生産、縫製はすべて日本国内で行われています。このENVIRODENIM®（エンヴァイロデニム）の製法では、藍染めの伝統的なプロセスと現在のテクノロジーを駆使して染め上げています。クラシックなスタイルでありながら、環境に配慮した人と優しいモノづくりに徹底しています。

ジーンズだけではとどまらず、端正で美しいパターンと、深い藍の色をまとい、エレガントなただずまいを見せる2016年春夏コレクションをぜひ注目してみてください！

Text：Satoshi Nakamoto

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