熟練した職人の手作業が
腕時計に揺るぎない価値を与えます!
本格的な機械式時計ほど人間の欲望を満たすための魅力がぎっしりと詰まっているもので、時には圧倒的なスペックでさえも付加価値を生むための装置となるのですから不思議なものですよね。
ドイツ時計業界の至宝A.ランゲ&ゾーネは、知性的な腕元の演出を好む40男の皆様にとって、常に羨望の眼差しを集める対象です。次々と時計史に足跡を残す、
記念碑的なモデルを発表しています。
2015年はA.ランゲ&ゾーネの創業者であり、ドイツ・ザクセンに高級時計産業を興したフェルナルト・アドルフ・ランゲの生誕200周年を祝う節目の年でした。アニバーサリーの締めくくりとして登場する、装飾と精度の両立を限界まで追求した究極の一本が「1815トゥールビヨン“ハンドヴェルクスクスント”」です。
“ハンドヴェルクスクスント”とは、2011年からA.ランゲ&ゾーネが希少な仕上げとエングレービングでダイヤルとムーブメントを装飾による贅を凝らした限定モデルに対する呼び名です。ちなみにこちらのモデルは5代目になります。
2014年に発表している「1815トゥールビヨン」とのいちばん違いはダイヤルの仕様です。贅を極めたピンクゴールドの文字盤にブラックロディウムという加工を施し、そこからトランブラージュ彫りという技法でお馴染みのブランドロゴが出るまで丹念に磨きます。
6時位置の小窓から覗くのは、A.ランゲ&ゾーネが特許を取得しているストップセコンド付きワンミニッツトゥールビヨンです。さらに、同社が独自開発した、リュウズを引くと秒針が帰零するゼロリセット機構も備えており、無理なく正確に時刻調整できるように配慮されています。ブリッジとキャリッジの上部には完成まで数日を要するブラックポリッシュが施されています。
ムーブメントの仕上げも非常に手が込んでいます。昔からスイスに伝わる洋銀製の地盤に見られるきめ細かな粒状の質感、鋭い角度の面取りは部分の研磨は、熟練した職人の手仕事によるものです。このほかにも秒針受けに地盤やケース底と同じエンドエングレービングが施され、総仕上げとしてトゥールビヨンには通常ならルビーを使う受け石にダイヤモンドを使用するなど、装飾美の極みに達する輝きを放っています。
このように前例がない完成度に到達している「1815トゥールビヨン“ハンドヴェルクスクスント”」。世界限定30本というのも自ずと頷けます。まさしく夢の一本ですが、気になる方がいらしたらここは怯まずにチャレンジを! 40男を代表して、ぜひ夢を実現させていただきたいと思う次第です。
Text: FORZA STYLE
【問い合わせ】
A.ランゲ&ゾーネ
03-3288-6639
http://www.alange-soehne.com/ja/