ヒストリックカーレースの為に
ポルシェが新サービスを開始
今でこそSUVやセダンも手掛けるポルシェですが、やはり911を筆頭にスポーツカーメーカーであることは誰もが認識するところだと思います。しかし、ある時期までポルシェは自社生産する市販車をスポーツカーとは呼びませんでした。
「スポーツカー=レーシングカー」。昔は公道を使用したレースが多かっただけに、当時の名残ともいえるでしょう。現在でもF1モナコGPは公道を封鎖し開催。ルマン24時間レースの名物、長い直線部分のユノディエールも日常は生活道路。それもまた歴史の一部なのです。
ポルシェは自らレースに参戦するワークス活動の他に、多くのレーシングカーを市販してきました。今回行う新サービスは、歴史的にも活躍し今やクラシックの域に達したこれらのマシンにレストアやメンテナンスを施すというもの。
作者自ら名画の修復に乗り出す。ヒストリックカーレースといえどもガンガン走るのが当たり前ですから需要があるのは確かです。しかし、それ以上に文化を継承する意義深い行為なのかもしれません。
Text:Seiichi Norishige
【問い合わせ】
ポルシェジャパン
0120-846-911
http://www.porsche.com/japan/jp/
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