パリのアパルトマンみたい!
記念日は銀座の名店フレンチで
ジョエル・ロブションに見いだされ、トゥール・ダルジャンやホテル・ド・クリヨンという、そうそうたる星付きレストランやホテルでシェフを歴任し、 2002年にはレジオン・ドヌール勲章を受賞したのがドミニク・ブシェ氏。満を持して日本に上陸したのが2013年でした。オープンからわずか4ヶ月余で ミシュラン2つ星を獲得したフレンチレストランなのですが……。
このたび銀座1丁目に移転して「ドミニク・ブシェ・トーキョー」をリニューアルオープンしたのです。

場所は銀座中央通りから1本裏にはいったレンガ通りのビルの2階。一見無味乾燥なビルの外観からは、一瞬ここにフレンチの名店が? と思ってしまうけれど、ご心配なく。レストランのエントランスから中へ足を踏み入れたら、一瞬でそこはパリ! しかも、落ち着いた色調でまとめられたシッ クな店内は、パリのアパルトマンをイメージしたものだとか。ドミニク・ブシェさんの「ようこそ我が家へ!」という声が聞こえてきそうなアットホームだけ ど、レストランとしても気品が溢れる空間なのです。


ここで饗されるのは、ランチもディナーともに、厳選した季節の素材を使ったコースメニュー。毎回ドミニク氏の復刻メニューが盛り込まれ、それをお目当てに足を運ぶゲストも。この東京のレストランでは、若手にドミニク氏の味を継承するという意味合いを持たせてもいるのだとか。それぞれの皿の色合いの 美しさとモダンな盛りつけは、料理を最初に目でもたっぷりと味わってみて欲しいものです。
食事のスタートを飾る飲み物は、Pierre Mignonによる“ドミニク・ブシェ オリジナル シャンパーニュ”がオススメ。ブリュット、ゼロ・ドサージュ、ロゼに加え、ブラン・ド・ブランが新たに加わり、4種類のオリジナルシャンパーニュから選べ るようになったのです。希少な造り手であるPierre Mignon作のオリジナルシャンパーニュも、ここを訪れる目的のひとつと言えます。


そして、パートナーのためにスペシャルな演出をするなら、このレストランの中央に位置するワインカーブでのアペリティフや食後酒のリクエストをぜひ。パリのアパルトマンをイメージしたインテリアの中に、レトロな風合いのレンガで作られたワインカーブはなんともコージーな空間。選りすぐりのワインを眺めながら、特別なひとときを送ることができます。大人数人で肩を寄せ合うようなスペースなので、おいしいものを共有するパートナーとの距離もより親密に。お願いすれば、食事もこちらでできるのだとか。

大人のためのフレンチレストランのアドレスを知っているというのは、イケフォーの条件のひとつ。このドミニク・ブシェ トーキョーを新たにリストに加えてくださいね。
Text:Makiko Takahashi
Photo:Masahiro Goda
【問い合わせ】
ドミニク・ブシェ トーキョー
東京都中央区銀座1−5−6 銀座レンガ通り福神ビル2F
03-6264-4477
ランチ 12:00〜13:30(L.O) 5品8500円/7品1万2500円
ディナー 18:00〜20:30(L.O)6品1万8000円/8品2万4000円
※すべて税込み
www.dominique-bouchet.jp