あのデンハムが開拓した
「メイド イン ジャパン」の新境地
2010年の日本初上陸から、並みいる競合を抑え、デニム業界のトップランナーとして駆け抜けるブランドといえば、このデンハム。ブランドのシンボルであるハサミが物語るように、徹底的にこだわり抜いたディテールの積み重ねは、独創的なデザインを生み出しています。それは決して奇抜でなく、幅広いファッションにハマることはすでにご存知ですよね?
2008年の立ち上げながら、すでにコンスタントに売れ続ける定番のシルエットを築き上げているのが驚きです。最人気の「RAZOR(レイザー)」は、ボタンフライ仕様のシンプルな5ポケット型。太からず細からずの程よいバランスのスリムフィットは、今や世界中で愛されています。この鉄板シルエットがさらなる魅力を手に入れ、この秋、新作として登場します。
そこで登場となる「RAZOR JABL(レイザー ジェイエイビーエル)」は、2015年からデンハムが展開する「ジャパンシリーズ」の目玉商品にして顔役。余りにもウンチクがあり過ぎるので、ここでは割愛させていただきますが(笑) このモデルの魅力を端的に述べるなら、大人が穿けるダメージデニムを提案していることに尽きます。
世間一般だと、この手のデニムの大半がいわゆるストリートファッション風味の、ダボついたルーズなシルエットと大味のダメージ加工のセットというのがお決まりなんですが……。このデニムはダメージ加工を“装飾”の一部として取り入れるところに妙味があるのです。
素材は日本が誇る岡山のクロキ産の13.5オンスのデニム。縫い糸には毎日着用していると縫い糸の色が絶妙なヴィンテージ色へと変化するコアヤーンを使用。これらを土台にして、縫製にはなんと45日にも及ぶ時間が費やされます。聞いているだけで気が遠くなりますが、洗い加工には45日、リペア加工には30日と、100日でも全然足りない膨大な時間をかけて、熟練した職人たちが一本のデニムを仕上げていくという特別中の特別な1本なんです。
この贅沢を、最愛のシルエットで味わえるという喜び。新時代のデニムマスター、デンハムならではの提案は、マニアならずとも必見の価値があります。ジャケパンから旬なスニーカースタイルまで、「なんでもこい!」ってことで幅広いスタイルが楽しめるのでぜひともお試しを!
Text:FORZA STYLE
【問い合わせ】
デンハム ジャパン
03 3496 1086
http://www.denhamthejeanmaker.com
https://instagram.com/denham_japan/
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