ますます加速する
ダウンサイジングはありか?
今年40周年をむかえるBMW3シリーズのマイナーチェンジが本国ドイツで発表されました。外観はいわゆるフェイスリフト(文字どおり顔をちょっと修正)という表現が当てはまる前後バンパー、ヘッドライト、リアコンビレンズの意匠変更が行われた程度だから、現行モデルのオーナーさんも一安心。
と、一見するとその印象の変化は僅かなものですが、LEDヘッドライトのインジケータ部は上方に、リアコンビレンズは点灯部を変更することでワイドに、より精悍で視認性の高いものへと更新。また同時にインテリアもブラッシュアップされています。
さらに、大きな変更点はエンジンラインナップ。3リッターのディーゼルターボを残し、全面的に刷新されCO2を削減。トピックは新たに投入される3気筒ターボエンジンで、4気筒には及ばぬものの、十分なパフォーマンスが与えられています。
従来よりも排気量を小さくしつつも、ターボを装着することでパワーアップをはかる。それと同時にCO2排出を軽減し、燃費も向上させる。というダウンサイジング・エンジンが主流のクルマ業界。BMWの3シリーズにもこの潮流が到来。地球とサイフにやさしくって、走ってももちろん楽しい。日本での発売は今冬くらいでしょうか? 新しい3シリーズにご注目ください。
Text:Norishige Seiichi
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