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現代40男を格上げする
”15万円”の「iPhoneケース」【動画あり】

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15万円のiPhoneケースが100個超売れている。
開発過程を追ってみたら、熱い思いが返ってきた!

40男たちに圧倒的な数を占めるスマートフォンといえば、iPhone。確かに使いやすいし、一度持ってしまえば次の機種変更もiPhoneとなりがち。また、iPhone6になり、より薄く、より液晶画面も大きくなったことで、ケースを付けるとその利点が弱まると画一化しがちになっているのです。そんな状況に一石を投じたiPhoneケースとして話題となっているのが、このSQUAIRの「The Slit」。

硬くて薄い金属という、究極の要素を備えた超々ジュラルミンA7075を使いながらも、螺子を1本も使っていない稀有なiPhoneケース。どんな物語がこの製品に隠されているのか? SQUAIRの開発・販売元であるDAQのPRマネジャー、望月大作氏に話を聞いてみました。
「高級腕時計は、長い年月を経て様々な文化が生まれながら形成されてきましたが、iPhoneケースという歴史の浅いプロダクトには、時計で言う『ロレックス』のような存在がありません。せっかく世界を変えてしまうようなプロダクトとなったスマートフォンというプロダクトに、ただ「傷が付かなければいい」というような安易な価値観しかないのはとても悲しい事です」

そこで目指したのが、iPhoneケースというプロダクトの頂点。最高級モデルとなったこの「The Slit」は、日本建築のスリットをモチーフにしているのです。
「完全に隠す訳でもなければ、中が全て見られる訳でもないスリットという構造にとても日本的なわびさびを感じています。我々はAppleのiPhoneを覆うことが前提の存在ですので外観にロゴを付けるような野暮なことをしません。ユーザーが握っているのはあくまでiPhone。また、これまでiPhoneを金属のケースで完全に覆ってしまうことは絶対的なタブーでした。なぜなら全て金属で覆ってしまうと電波干渉が生じ、電話としての機能が損なわれてしまうからです。Appleですら完全に金属で覆う筐体を作っていません。私たちのプロダクトはあえてそういうタブーに挑戦するプロダクト。この商品も極限までDラインを覆わない構造で電波劣化は最小限に抑える構造になっています」

SQUAIRからは現在3モデルの金属製のiPhoneケースを発売しているが、それぞれにまったく違う構造の着脱方式を採用。今回のThe Slitで搭載したのは、「batto」と呼ぶ着脱機構。日本刀を鞘から「抜刀」するかのように心地よく着脱する。パチンと小さな音を立てて装着される様は、まさに日本男子のDNAをくすぐってくれるのです。
こちら、お値段は15万円と、もう1台iPhone6を買える価格。しかし、大きな宣伝をしてなくても発売1ヶ月ですでに注文は3桁を超えているそうです。世界展開も視野に入れているんだとか……。

Text:Yuko Kitamoto

The Slit
対応機種:iPhone 6
カラー:ブラック、シルバー、ゴールド
¥150,000(+Tax)
http://www.squair.me/ja/iphone6-slit

金属の加工工程ムービー
https://www.youtube.com/watch?v=oR0GFxClF1k
The Slitのムービー
https://www.youtube.com/watch?v=xm-iod85uWs



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